私達は企業の未来をアシストする中小企業診断士のプロ集団です。

2018年度4月定例会 活動報告

2018年4月度の定例会についてご報告いたします。

 4月度定例会は、石田紀彦会員の企画として『実演!「売れる商品写真」の撮り方』と題して、講演を行っていただきました。

 

■中小企業の売上を写真の力で向上させたい

カメラマン×中小企業診断士というコンサルティング業界の中でも稀有なポジショニングで独自性を発揮されている石田会員。ご自身の中小企業診断士としてのミッションを「写真の力で中小企業の売上に寄与すること」と位置付けています。
本講演では、きれいな写真を撮ること、ではなく、売れる写真を撮ることに焦点を当て、売れる写真とはどのような写真なのか、具体的な撮影技術やアンケート調査に基づいた検証、ご自身のコンサルティング実務における事例をご紹介いただきました。

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■「プロっぽい」写真の撮影技法

最初は、技術と機材の側面から、比較的予算が限られる中小企業が、いわゆる「プロっぽい写真」を撮るためのコツのご紹介でした。

撮影技術にはいくつかのポイントがあり、そのセオリーを押さえれば一定レベルに達することが可能です。また、かつては高価だった撮影機材も近年では安価な機材が普及しています。そのため、素人でも「プロっぽい写真」が撮れることを具体的に撮影方法や機材の紹介を交えてご説明いただきました。

実演ではNGの撮り方から良い撮り方まで、その場で実際に撮影し、低コストで実現できるテクニックも披露いただきました。最後に撮影された「プロっぽい写真」の出来栄えには会場からも「さすが!」と歓声が上がりました。

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■「顧客目線」のストーリー提供

石田会員によると、写真は撮影技術とマーケティング、自社コンセプトが揃って始めてプロモーション機能が発揮されます。これまでご自身が検証してきた様々な統計やアンケート結果のご紹介を通じて、写真の訴求ポイントがターゲットや商品毎に異なるという独自の興味深い理論を展開されました。また、商業写真では、非計画購買やブランディングなどのプロモーションの目的に応じて、「顧客の目線」に立ったストーリー性のある情報提供が大切である、とのご意見は非常に説得力を持つものでした。

 

 ■支援事例 売上高220%達成

最後に、石田会員の持論を企業支援の現場で実証した事例をご紹介いただきました。本事例では、売店の売上アップを目標に、商品毎に売上や粗利の実績データの分析から売り込み商品の優先順位を決め、現場視察によりターゲット特性の把握、購買行動を踏まえたプロモーション活動を実施するなど様々な興味深い取り組みをされていることが印象的でした。また、新商品の提案など、写真提供に止まらない、一歩踏み込んだ総合的な事業支援に感銘を受けました。

この取り組みの結果、なんと一部の商品では単価を上げたにも関わらず販売量が増加し、前年比220%もの売上アップを達成されたとのことです。

 

■最後に

最後の締めでは、石田会員よりすべての中小企業に売れる写真のノウハウを広めたいという志が述べられました。さらなる知見を蓄積して、そのノウハウを政策研の会員と共に中小企業全体へ広めていきたいとの姿勢には会員一同が共感し、講演終了後、会場は大きな拍手に包まれました。

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ご案内:5月度定例会のご案内

<2018年5月度定例会詳細>

中小企業政策研究会の5月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。
皆様、是非御参加くださいますよう宜しくお願い致します。

■本会
【日 時】5月15日(火) 19:00~21:00
【場 所】文京シビックセンター4階 シルバーホール
     東京都文京区春日1‐16‐21
    http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
【提案者】匿名希望
【講 師】匿名希望
【内 容】
  2014年9月に私が取締役副社長を務めていた会社が倒産。
 20名でグループ合計20億の売上があった優良企業が、
 ある日突然借金返済を求める電話がやまなくなる。
 あの倒産の裏側にはなにがあったのでしょうか。
 今だから語れる恐怖の90分。
 ( SNSでの掲載は不可の講演となります。ご了承ください。)

■懇親会
【時 間】21:15~
【会 場】北海道 後楽園メトロ・エム店
     http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13116515/
【予約名】中小企業政策研究会 山本
【会 費】3,000 円

なお、5月まで、未入会の方の見学および入会手続きを受け付けております。
政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、
政策研ホームページおよび下記《こくちーず》の登録をご案内いただけますようお願い致します。

【見学ご希望の方】
《こくちーず》よりお申込みください。
[PC/スマホ/携帯電話共通] http://www.kokuchpro.com/event/2eb5df8670a0224b95b023925a2d101e/

 ※定例会への見学参加費は無料ですが、
  政策研ご入会される場合は、当日に年会費5,000円をいただきます。
 ※メールアドレスの登録はgmailを推奨しております。
※個人情報規約(下記URL)の同意の上でご登録お願いしております。
http://www.shindan.gr.jp/inquiry/privacy/

■ご注意事項等
(1)《こくちーず》の登録は、本人と分かる登録名にしてください。
(2)懇親会欠席の場合は、『2日前の5月13日(日)23:55まで』に《こくちーず》の登録を変更してください。
(3)2日前の23:55以降の出欠変更(参加も含む)は、下記宛先にご相談ください。
 サポーターML:sp-seisakuken2018@googlegroups.com
(4)懇親会を無断で欠席された方、2日前の23時55分以降にキャンセルされた方は内規に従って後日実費を請求させて頂きます。
(5)懇親会に予約なしで参加される場合は、+500円頂戴する運用になりました。
(6)サポーターへの連絡なく懇親会に参加されると、予約人数の関係上お店に入れなくなる可能性がございます。
  ご多忙の折、大変恐縮ですが、出欠連絡へのご協力をお願いします。

2018年3月度活動報告

2018年3月度の定例会についてご報告いたします。

 

3月度定例会は、企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チームの企画として『本当はどうなの?企業内診断士【副業の実態】隠さず見せます!』と題して、講演を行っていただきました。

 

講演ではまず「副業って実際どうなの??」というテーマで三木会員より、中小企業診断士の副業の現状の紹介がされました。
診断士の副業の定義として、報酬があり、診断士の労働があり、雇用関係がないものと定義されました。その後、社会的な副業の現状として、一般的な副業の種類や企業の動向が紹介されました。
中小企業診断士になると、診断士向けの仕事の機会という「武器」が得られ、「防具」として副業での報酬を処理する方法が必要となることが紹介されました。

 

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副業の実態

第1部の「副業の種類・やり方」は、総勢135名回答によるアンケート結果をもとに中郡会員より発表されました。診断士の副業を「診る」「書く」「話す」「その他」の4つに分類し、副業の種類が紹介されました。
「診る」は補助金関連や経営診断が主で、先輩診断士など診断士同士の横のつながりでおこなわれることが中心のようです。
「書く」は単価があらかじめ決まっており、空き時間を活用でき企業内診断士の経験者も多い副業となっていました。
「話す」は講師などの副業で、単価がバラバラであり実績が求められ、研究会やプロコン塾などで経験を積むことが求められるようです。

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第2部の「会社や周囲の人への対策」は、久保会員より発表されました。
統計資料をもとに、企業の副業に対する姿勢や企業メリット、就業規則の実態、副業を行う際の注意点などが紹介されました。
就業規則では、企業内チームのメンバーの所属する企業の就業規則を実例として取り上げ、「全面禁止はない」「規則上は会社の承認があれば認めるというスタンス」が共通する内容であるとういう説明がありました。
周囲の人への対策として、就業規則や法律に関わらず、会社や家族など周囲の人の理解がなによりも大事であり、本業優先の姿勢と家族の理解を得るためにも家族サービスの維持・向上が必須であると紹介されました。

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第3部の「知っておきたい税への対策」は、井上会員より発表されました。
中小診子(ちゅうしょうみるこ)さんという架空の診断士の例を用いて、確定申告のやり方やしくみを解説されました。
確定申告をする中で出てきた、還付や源泉徴収、白色申告や青色申告、雑所得や事業所得、それらの違いや特徴などが説明されました。
確定申告をするかしないか、白色申告にするか青色申告にするかなど、副業で得られる金額や個人の状況によって異なるので、一概には線引きが難しいことが紹介されました。

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セキララ座談会

後半は、三海泰良氏、横山加代子会員、岸本慎介氏の3名による座談会が開催され,会場で集めたアンケートに3名が答えていく形で進行していきました。
三海泰良氏は個人事務所を開業し、執筆、創業スクール講師、経営支援などでご活躍中です。
横山加代子会員は副業企業し、クラウドファンディングを活用したbiz+uリュックの企画・販売を行っております。
岸本慎介氏は勤務先の副業解禁に合わせて、昨年個人事業主として開業しました。

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どのような副業をしている?一番おもしろかった副業は?という質問に対しては、

三海氏「おもしろいは達成感とイコールになる。達成感はチャレンジ+評価。具体的に言えば創業スクールがそれにあたりました。」
横山会員「ビジネスリュックの製造販売。診断士として、事業の経験をしてみたかったと前々から考えていたけれど、自分の欲しいカバンがなかったのがやろうと思ったキッカケでした。取材記事執筆で普段会えない人と会えるのと、紙媒体になることで達成感を味わえました。」
岸本氏「創業支援補助金では、いろんな創業をみることができた。Web記事の執筆では、自分が執筆したものを人に見てもらえるのがおもしろいと思いました。やってみたいことではありますが、自主出版でない形で本を書いてみたいと思っています。」
との回答をいただきました。その後は、実際の収入の話はどこまで経費に入れているかなど、参加者が本当に気になる部分の質問に対しても、表題の通りセキララに語っていただきました。

 

座談会の最後には、中小企業診断士について、これから副業を始める人へメッセージを送っていただきました。

三海氏「まずは動くこと!イーロン・マスクいわく「何か失敗していないのなら、イノベーションをしていない」失敗をおそれず、何かやり始めてみてはいかがでしょうか?」
横山会員「中小企業診断士は中小企業の社長、経営者と話すと、頭でっかちになりがち。「何を言っていたかわからなかった」と言われないように、上から目線にならないように、なにか事業をやってみるのはとてもいい経験になります。日本の経営者を応援して!」
岸本氏「特に合格したての方へは、研究会をいくつか入ってみてください。私は仕事の機会は研究会・支部活動で得られることが多かった。積極的に顔を出して、小さくても仕事をいただいて、実績を積み重ねていくことが重要です!」

 

終了時間が迫る中でもセキララに語っていただいたパネラーの方への感謝とともに、もっとお話をきいてみたいという気持ちは、座談会の終了とともに大きな拍手に変換され会場を包み込みました。
新入会員の方も多く集まり、参加者が80名を超えた3月定例会は、参加人数だけでなく拍手の大きさで興味関心の高さを表していたと思われます。

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中小企業政策研究会では引き続き新入会員を募集しております。中小企業政策研究会は試験に合格された方であれば、診断士登録をされていなくても入会できます。入会をご希望される方は定例会にご参加いただき、入会手続きを行ってください。皆様のご参加をお待ちしております

ご案内:4月度定例会のご案内

<2018年4月度定例会詳細>

中小企業政策研究会の4月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。
皆様、是非御参加くださいますよう宜しくお願い致します。

■本会
【日 時】4月17日(火) 19:00~21:00

【場 所】文京シビックセンター4階 シルバーホール
     東京都文京区春日1‐16‐21
   http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

【テーマ】実演!『売れる商品写真』の撮り方

【提案者】石田紀彦会員

【講 師】石田紀彦会員

【内 容】
各種調査によると、非計画購買は約70%が「価格」に影響を受けますが、次いで約50%が「写真」に影響を受けていると答えています。
日本の中小企業にとってHPやチラシ等で自社製品を「写真」で売り込む必要性とその効用は大きく、中小企業を支援する中小企業診断士もまた『売れる商品写真』の撮り方を知る必要性は高いはずです。

当日は、専門的な「撮影技術」に特化することがないよう、あくまで「考え方」をお伝えしたいと考えています。

前半では商品写真の撮り方をお伝えし、聴講した方々が「スマホでも活用できる」、そして「皆さんのSNSにおけるいいね!を増やす」ことを目標とします。
後半では、前半にお伝えした「考え方」を実際の中小企業に生かした事例を基に皆さんの診断士活動の一助となるような講義を目指して頑張ります。
よろしくお願い致します。

■懇親会
【時 間】21:15~

【会 場】北海道 後楽園メトロ・エム店
    http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13116515/

【予約名】中小企業政策研究会 原(はら)

【会 費】 3,000 円

なお、新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。
政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、政策研ホームページ、および下記《こくちーず》の登録をご案内いただけますようお願い致します。
中小企業政策研究会へご入会をご希望の方は年会費5,000円をご用意ください。
※定例会自体の見学参加費は無料です。

【見学ご希望の方】
《こくちーず》よりお申込みください。 メールアドレスの登録はgmailを推奨しています。
個人情報規約の同意の上でご登録お願い致します。

[PC/スマホ/携帯電話共通] http://kokucheese.com/event/index/514339/

※ご注意事項
(1)《こくちーず》の登録は、本人と分かる登録名にしてください。
(2)懇親会欠席の場合は、『2日前の4月15日(日)23:55まで』に《こくちーず》の登録を変更してください。
(3)2日前の23:55以降の出欠変更(参加も含む)は、下記宛先にご相談ください。
 サポーターML:sp-seisakuken2018@googlegroups.com

※懇親会を無断で欠席された方、2日前の23時55分以降にキャンセルされた方は内規に従って後日実費を請求させて頂きます。
※懇親会に予約なしで参加される場合は、+500円頂戴する運用になりました。
サポーターへの連絡なく懇親会に参加されると、予約人数の関係上お店に入れなくなる可能性がございます。

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■今後の定例会スケジュール
下記のリンクより、「年間スケジュール」をご確認ください。
http://www.shindan.gr.jp/schedule/

2018年度2月定例会 活動報告

 2018年2月度の定例についてご報告いたします。

 2月度定例会は、研究会「岩本組」の岩本統括幹事の企画として『事例に学ぶ、中小企業の社長はどのような支援を求めているのか?~ここまでやれば中小企業は生き返る!~』と題して、島根県信用保証協会出雲支店の支店長小野拳氏に講演を行っていただきました。

 講演冒頭には、小野氏の職場である島根県のPRが行われ、出雲大社の神話、15年連続日本一の日本庭園である足立美術館の紹介が行われました。島根県は、人口68万人、中小企業23,542社、東京都の5%ほどの市場規模であうことが紹介されました。

 

気がつかされた経営理念の大切さ

 最初に、小野氏の考える経営理念について、お話がありました。

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 多くの経営者が経営理念の価値に懐疑的です。実際、「理念で飯が食えるのか」という質問を何度もされます。経営者は理念を実現するため、商品価格を抑え、社員の福利厚生を充実させることが求められ、結果、利益を圧迫していると考えています。

 安い商品を提供することや、福利厚生を充実させることは、誰もが持っている表面的な要望に過ぎない。この表面的な要望を実現することは、企業理念の実現ではありません。本当の経営理念の実現は、お客様を感動させること。そして、お客様を感動させた従業員が、仕事にやりがいを感じ、幸福度を高められるものです。

 「理念で飯が食えるのか」という経営者の言葉は、当初は理念の実現が目的だったにもかかわらず、いつの間にか企業の継続を目的としてしまったことを示しています。

 私たちは、この話を、経営者に対するメッセージであるとともに、中小企業診断士への訓示として受け止めました。

 

経営理念の浸透を実践している企業の事例

 続いて、経営理念を実践している企業の紹介がありました。

 1社目は、エゴマの栽培と通信販売を行う会社です。社員自ら従業員の幸福向上にとり組むことで、お客様の感謝の言葉にみなで喜べる組織となりました。広告による攻めを一切せず、意識改革によって7年連続増収増益が達成されています。(健幸ファーム いづも農縁)

 2社目は、旅館です。若女将が顧客への質の高い奉仕を実施しています。小野さんは、この企業の経営理念に共感し、設備投資のために破格の借り入れを起こしました。今では、中国地方で非常に高い評価を受ける旅館になりました。社員にもその理念は引き継がれ、入社半年の新入社員であっても、顧客を感動させる接客が実現できています。(白石家)

 3社目は、アパレル製造業です。古い歴史的な染色技術を引き継ぐために自腹で投資をするカリスマ社長が経営をしています。「日本の心を引き継ぐ」という強烈な経営理念があり、社員の共感度が高い会社です。東京の有名な商業施設にも出店しています。(群言堂)

 

支援の事例

 中小企業の支援で、小野氏の部下Aが、1人の経営者との出会いによって仕事に対する姿勢が変わった、という印象深い事例を2件紹介いただきました。

 まず、パン等製造業の事例の紹介がありました。設備投資に失敗し、リスケにも失敗し、4年間孤独に代位弁済をし、返済を続けてきました。経営状況は悪く、社長自身も苦しんでいましたが、無添加にこだわったパンを作り続けていました。それを間近で見て心を打たれた部下Aは、経営の支援をしたいと小野さんに訴えてきました。経営者と若手社員は、二人三脚で経営改善に取り組み、苦境を脱することができました。この経緯は、「金融排除 地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な現実 (幻冬舎新書)」に収録されています。

 もう1社は「破綻懸念」先として格付された鮮魚卸業でした。その企業は金融機関2社と付き合いがありましたが、証書貸付は折り返し拒否となり、手形貸付も更改拒絶となり、保証協会として支援することになりました。そこで小野氏は、入社3年目の部下Bに経営改善支援を指示しました。そして、まずはその企業の業務を理解するところから始めました。そうすると①競り→②仕分け→③値入→④市場持ち込み→⑤発送→⑥伝票などの業務フローが見えてくると共に、値入の決め方は感覚的に行っているため赤字が膨らんでいるという課題も見えてきました。そのため小野氏は値入管理を徹底し、資金繰り表の作成という当たり前のことを支持しました。資金繰り表の作成支援と実績確認を行っていき、都度対応策の検討を行っていくことで過去最高の単月利益となりました。「実は資金繰り表を作れる社長は少ないんです。支援して過去最高益となった際に、社長の奥さんは泣いて感動されました。」小野氏にとっても忘れられない出来事になっているようでした。

 

支援機関として企業のためにやるべきこと

 最後に、小野氏より熱いメッセージをいただきました。

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 経営理念を実現することで、社員が顧客幸福を実現する成功体験ができれば、社員幸福も高まります。社員幸福の高まりは、更なる顧客幸福を生むという循環がすすみます。この循環を作り出すことが支援機間の使命であると考えています。

 売り上げは、ありがとう、の数しか上がりません。そして、お客様のありがとうは、人でしか作ることができません。

 今、多くの経営者の方々は仕事が面白くないと感じています。それは、経営を継続するための資金繰りに追われ、多くの経営者の方々は目標が目的化してしまっていることにあります。

 日本の経済を支えているのは孤独な中小企業の経営者です。本気で応援してくれる人、経営者と一緒に戦っている戦友はほとんどいません。支援機関として、こんな方々を助けないでどうするのか、と常々考えています。

経営理念とは「この文言を実践するがゆえに、会社が社会から認められるもの」

 この小野氏の言葉に心を打たれた会場のみなの盛大な拍手で、定例幕は閉じました。

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ご案内:3月度定例会のご案内

<2018年3月度定例会詳細>

中小企業政策研究会の3月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。
皆様、是非御参加くださいますよう宜しくお願い致します。

■本会

【日 時】3月13日(火) 19:00~21:00

【場 所】文京シビックセンター4階 シルバーホール
東京都文京区春日1‐16‐21
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

 
【テーマ】本当はどうなの?企業内診断士【副業の実態】隠さず見せます!  
    
【提案者】三木会員
【講師】三木会員、中郡会員、久保会員、井上会員、武井会員
 
【内容】
企業内診断士が副業をするためには、本業との兼ね合い(社内規則、納税、時間)など、独立診断士と異なる事情があり、いま一歩踏み出せていない人も多いです。
しかし、中小企業診断士として活躍するためには、報酬の発生する副業はやはり避けて通れない道と言えます。
 
「副業って何ができるの?どうすればいいの?」「会社にバレたらマズいのでは?」
「そんなに儲かるの?」「診断士キャリアとしてはどうなの?」
多くの企業内診断士が持っている、副業についてのさまざまな期待と不安について、われわれ企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チームが総力を挙げてお答えしていきます。
 
<プログラム>
・副業って実際どうなの??
・副業の種類・やり方
・会社や周囲の人への対策
・知っておきたい税への対策
・副業経験者セキララ座談会
 
☆座談会パネラー☆  
三海 泰良 氏
JA全農職員。畜産販売を経て新規事業、オープンイノベーションの推進を行う。
現在は農業ICTや東京オリパラ2020向けに日本の食材提供。
JAグループ診断士会会長の他にお肉博士、有機JAS検査員、JGAP指導員、SQF/HACCPプラクティショナーなどから食の生産から販売までのバリューチェンに強み。
個人事務所を開業し、執筆(共著3冊に食品衛生協会の月刊誌連載)、講師(せたがや創業スクールほか)、経営支援(中小機構、商工会など)で活躍中。
 
岸本 慎介 氏
リチャード中小企業サポーターオフィス代表。
システム開発会社にてITエンジニアとして活動。
ITベンチャー企業の総務部門として成長を裏から支える一方、勤務先の副業解禁に合わせて、昨年、個人事業主として開業しました。二足のわらじで、企業内でも外でも活動を続けていきます。
[リチャード中小企業サポーターオフィス]
 
横山 加代子 会員
コンサルタント職としてIT企業で企業へのシステム導入を担当。
2014年第1子出産以降、普段の仕事に加え、診断士業務や育児と背負うものが増えカバンへの悩みが大きくなっていた頃、仕事と育児の隙間時間でバッグ制作を決意。
副業起業で作った「biz+uリュック」はクラウドファンディングで人気を集め、
累計100個に迫る販売実績を上げている。ブランド名の「biz+u(ビズユー)」は、
“be with you”あなたのそばに置いて欲しい、という気持ちから命名。
[biz+u]
 
※会員の更新手続きも実施します。
 既存会員の更新手続きを開始前及び、休憩時間を利用して実施します。
 年会費5,000円を申し受けますので、お釣りのなきようご協力のほどお願いいたします。
 
■懇親会
 【時   間】21:15~
 【会   場】北海道 後楽園メトロ・エム店
     http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13116515/
【予約名】中小企業政策研究会 原(はら)
 【会   費】 3,000 円
 
なお、新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。
 政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、  政策研ホームページ、および下記《こくちーず》の登録をご案内いただけますようお願い致します。
 【見学ご希望の方】
《こくちーず》よりお申込みください。  メールアドレスの登録はgmailを推奨しています。
 個人情報規約の同意の上でご登録お願い致します。
  [PC/スマホ/携帯電話共通] http://kokucheese.com/event/index/510554/
 
※ご注意事項
(1)《こくちーず》の登録は、本人と分かる登録名にしてください。
(2)懇親会欠席の場合は、『2日前の3月11日(日)23:55まで』に《こくちーず》の登録を変更してください。
(3)2日前の23:55以降の出欠変更(参加も含む)は、下記宛先にご相談ください。
 サポーターML:sp-seisakuken2017@googlegroups.com
 
※懇親会を無断で欠席された方、2日前の23時55分以降にキャンセルされた方は内規に従って後日実費を請求させて頂きます。
※懇親会に予約なしで参加される場合は、+500円頂戴する運用になりました。
サポーターへの連絡なく懇親会に参加されると、
予約人数の関係上お店に入れなくなる可能性がございます。
 
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■今後の定例会スケジュール
下記のリンクより、「年間スケジュール」をご確認ください。
http://www.shindan.gr.jp/schedule/

2018年度1月定例会 活動報告

2018年1月度の定例会についてご報告致します。

 

はじめに、岩本統括幹事より「中小企業の社長の良き相談になって欲しい。待っていては何も生まれない、自ら積極的に活動して欲しい」との代表挨拶がありました。続いて七田幹事より、当研究会の理念や主な活動内容等について概要説明がありました。そして、計12チームより、今年の活動方針や活動内容、求める人材像などについて説明を行いました。

 

■チーム紹介

① 流星塾(遠藤会員)
「Gの時代は終わりを告げ、Lの時代がやって来た」。冒頭から何言ってんだこいつ感満載のプレゼンを要約すると、地域コミュニティの再生と、地域内で完結する小さな経済循環を生み出すことが、より人間らしい暮らしを取り戻すことにつながるということのようです。2017年は、NPO組織の設立支援や、まちづくり事業への参画などを行ってきました。

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② FAT(宇都会員)
税理士・会計士や金融機関勤務など多彩な会員がおり、財務・会計・税務など金融知識をいかして中小企業を支援することを目指すチームです。管理会計を中心に経営者の意思決定に役立つ事例に取り組んでいます。昨年も2回の政策研定例会の発表の場で、実践的なワークを通じて会員のスキルアップの支援を行いました。

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③ PIT:実践IT研究会(萩原会員)
ITに特化した研究会で、実践的なアウトプットを重視しています。毎月、ITの最新動向などを5分間程度のまとめ、プレゼンテーションを行い、ブログで発信するなどの活動を行っています。また、昨年はgoogle社、サイボウズ社と、中小企業診断士の役割について意見交換なども行いました。定例会は毎月第1日曜日の午前中に実施、懇親会は年に一回だけ開催しています。当日の午後を有効に使えることもメリットです。

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④ ビジネスモデルカフェ(木下会員)
ビジネスモデルに関心がある方を中心に活動しています。診断士試験では学べなかったビジネスモデルについて、互いに学びあい、教えあえる場の提供を活動方針としています。また、定例会や執筆などを通じて個々のスキルアップも図っています。昨年は、政策研定例会で3回も発表しており、最も貢献しているチームと自認しています。今年のテーマは「ネットワーク型組織」から「デザイン組織」の昇華を目指しています。概ね毎月第4金曜日19時から定例会を実施しています。

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⑤ 中小企業M&A研究会(飯野会員)
中小企業の自発的M&Aを“どんどん”ふやすことを目的としたチームです。M&Aの現場で中小企業診断士は、M&Aアドバイザーやコンサルタントとして活躍することができます。チームの方針は、本気志向、実務志向、秘密主義として活動しています。定例会は、毎月一回、第4土曜日の午前中をメインに平日夜間の開催も予定しています。

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⑥ チーム岩佐(岩佐会員)
会員は企業内診断士中心で、所属業界は多様な人財構成です。活動内容は月例会として毎月第3木曜日に八重洲周辺の飲み屋で実施しています。加えて、メンバー持ち込み形式の簡易実務従事を年に2~3回行っています。チームの目的は、企業の経営改善に貢献するとともに、企業内診断士としてコンサルティングのスキルを維持し、充実感を提供することです。

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⑦事業承継研究会(染谷会員)
企業の事業継続を考えた際、一番のリスクとされるのが、経営者の交代、つまり事業承継です。経営破綻に陥った企業の窮境原因の多くが事業承継に起因するものだとも言われています。我々中小企業診断士にとって、事業の再生と承継に関する正しい知識を身に着け、実践していくことは、責務であると考えます。やる気があれば経験不問。定例会は、偶数月の第2又は第3土曜日。

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⑧事業再生研究会(廣田会員・大塚会員)
中小企業の再生支援のため、事業再生について広く深く研究をしております。診断士以外にも、弁護士・会計士・税理士など士業の枠を超えた会員構成であることが特徴です。事業再生の入門者からプロまで、様々なメンバーが在籍しております。毎月第2土曜日に定例会(午前:入門者向け基礎講座、午後:研究会)を実施しています。

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⑨企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム(三木会員)
企業内診断士のためのチームです。お互いに学び合うことを目的に、定例会を月1回平日夜に実施しています。定例会では、5分間スピーチや各メンバーの業界研究のプレゼン、執筆活動や気仙沼バルの活動などの診断士活動の共有を行っています。また、年に1回「マスターコース入門&徹底比較セミナー」も行っています。

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⑩オアシス(三木会員)
沢田先生がリーダーのチームで、主な活動は①ビジネスでのITスキル向上、②仕事(人生)のスキルアップ、③研修ビジネス(講師スキル)などをテーマとした勉強会です。不定期に簡易診断も行っており、実務ポイントも獲得できます。勉強会の講師、勉強会の資料提供など何らかの貢献意志のある方、ボランティア精神のある方、歓迎です。原則、毎月1回、土曜日か日曜日に勉強会を実施しています。

 

⑪HRC(蜂矢会員・多賀会員)

講師を目指す人の集団です。主な活動としては、①研修企画・構成(コンテンツ)、②伝え方(話し方、ボイストレ等)、③売り方(プロフィール・チラシ等)を行っています。2018年は「プレゼン力の強化」をテーマに、プロのフリーアナウンサーのトレーニングも予定。原則、毎月第2日曜日の午前中に活動しています。

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⑫岩本組(岩本会員)
診断士になったからには責任がある。事業再生・事業承継をわからずして中小企業の経営顧問ができるか!?、切磋相談する機会を作りたい、という熱い思いを持って活動をしています。今年は新しい診断・支援を3件程度予定しています。組の掟は、挨拶を心がけること、相手を褒めること、約束(納期)を守ることです。奇数月の第3土曜日に定例会を実施しています。

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最後に、2017年度の政策研運営サポーターのリーダーである松田会員より、新年度の運営サポーター募集の案内がありました。運営サポーターとは、政策研の定例会・その他イベントを企画・準備を行う政策研運営の実動チームです。主に診断士一年目会員や新入会員で構成され、診断士の最初の1歩を踏み出す際に心強い「横の強めの繋がり」ができることがメリットとして紹介されました。

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1月度の定例会は新入・既存会員含め多数参加があり、各チームがPR活動を行う活気ある会となりました。中小企業政策研究会は、新入会員を大募集しております。あわせて、新年度の運営サポーターも引き続き大・大募集しております。一緒に研究会を、そして日本の中小企業を盛り上げていきましょう!

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ご案内:2月度定例会のご案内

 

<2018年2月度定例会詳細>

中小企業政策研究会の2月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。
皆様、是非御参加くださいますよう宜しくお願い致します。

■本会

【日 時】2月13日(火) 19:00~21:00
【場 所】文京シビックセンター4階 シルバーホール
東京都文京区春日1‐16‐21
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

【テーマ】 事例に学ぶ、中小企業の社長はどのような支援を求めているのか?
      ~ここまでやれば中小企業は生き返る!~
【提案者】岩本統括幹事
【講師】島根県信用保証協会 出雲支店 支店長 小野 拳 氏
【内容】
苦境にありながら、前を向き努力し続ける孤独な社長をどう救ったのか?
非常に困難な条件下であっても雇用を守るために何かできることはないのか?
考え続け、常識はずれながら究極の支援策をひねり出せたのは何故なのか?・・・等々、

今年4月の定例会で受講した会員が感動した(中には涙した)企画の第二弾です。
小野氏とは、紹介した(紹介する)会社を実際に視察するツアーも企画しようと盛り上がっています。

 

※会員の更新手続きも実施します。
既存会員の更新手続きを開始前(18:45~19:00)及び、休憩時間を利用して実施します。
年会費5,000円を申し受けますので、お釣りのなきようご協力のほどお願い致します。
(今回参加されない方の更新手続きは3月の定例会にて実施します。)

※今期新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。
政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、
政策研ホームページおよび下記《こくちーず》の登録をご案内いただけますようお願い致します。

【見学ご希望の方】
《こくちーず》よりお申込みください。
[PC/スマホ/携帯電話共通] http://kokucheese.com/event/index/505509/
※ご注意事項
(1)《ちょー助》および《こくちーず》の登録は、本人と分かる登録名にしてください。
(2)懇親会欠席の場合は、『2日前の2月11日(日)23:55まで』に《ちょー助》および《こくちーず》の登録を変更してください。
(3)2日前の23:55以降の出欠変更(参加も含む)は、下記宛先にご相談ください。
サポーターML:mailto:sp-seisakuken2017@googlegroups.com
※懇親会を無断で欠席された方には、内規に従って後日実費を請求させて頂きます。
※懇親会に予約なしで参加される場合は、+500円頂戴する運用になりました。サポーターへの連絡なく懇親会に参加されると、予約人数の関係上お店に入れなくなる可能性がございます。

 

■懇親会

【時 間】21:15~
【場 所】北海道 後楽園メトロ・エム店
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13116515/
【予約名】中小企業政策研究会 原(はら)
【会 費】3,000円

※懇親会の出欠予約・変更は2/11(月)23:55までです。
それ以降は、以下のML宛にご相談ください。
 
—————————————————–

■今後の定例会スケジュール
下記のリンクより、「年間スケジュール」をご確認ください。
http://www.shindan.gr.jp/schedule/

 

ご案内:1月度定例会のご案内

<2018年1月度定例会詳細>

中小企業政策研究会の1月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。
皆様、是非御参加くださいますよう宜しくお願い致します。

■本会

【日 時】1月21日(日) 13:30~16:30
【場 所】中央区立日本橋公会堂 ← 通常の定例会と場所が違うのでご注意ください
中央区日本橋蛎殻町一丁目31番1号 日本橋区民センター内
http://www.nihonbasikokaido.com/shisetsu#access

【テーマ】「チーム紹介」
(1)新人募集案内、(2)チーム紹介、(3)連絡事項

※各チーム10分(発表8分+移動2分)でのチーム紹介を予定しております。
13:30に開始できるよう、事前の入場・着席に御協力をお願い致します。

※会員の更新手続きも実施します。
既存会員の更新手続きを開始前(13:15~30)及び、休憩時間を利用して実施します。
年会費5,000円を申し受けますので、お釣りのなきようご協力のほどお願い致します。
(今回参加されない方の更新手続きは2月~3月の定例会にて実施します。)

※1月度定例会に新規参加をご希望の方は、以下URLよりお申込みいただけますようお願い致します。
メールアドレスの登録はgmailを推奨しています。 個人情報規約の同意の上でご登録お願い致します。
(懇親会の参加可否も同時に可能です。)
こくちーず[PC/スマホ/携帯電話共通]: http://kokucheese.com/event/index/502171/

■懇親会

【時 間】17:00~
【場 所】水炊き・焼鳥 とりいちず 人形町店
https://r.gnavi.co.jp/13h7uy8v0000/map/
【予約名】中小企業政策研究会 原(はら)
【会 費】3,000円

※懇親会の出欠予約・変更は1/18(木)23:55までです。
それ以降は、以下のML宛にご相談ください。
—————————————————–

■今後の定例会スケジュール
下記のリンクより、「年間スケジュール」をご確認ください。
http://www.shindan.gr.jp/schedule/

2017年度11月定例会 活動報告

2017年11月度の定例会についてご報告いたします。

 

11月度定例会は、FAT、藤本江里子会員の企画として『FAT印刷の事業計画書を作ってみよう!』と題して、講演を行っていただきました。

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講演ではまず仮想企業である「FAT印刷」の現状と事業計画書の概要や作成のポイントについてご紹介いただき、それを踏まえてFAT印刷の新規事業に関する事業計画についてワークを行いました。

今回はFAT印刷の社長の息子である副社長を中心にストーリーが展開していきました。立体印刷が可能な高機能プリンタを導入した新規事業立ち上げのために融資を受けるべく事業計画書の作成をしましたが…

 

事業計画書とは

講演では初めに、事業計画書の概要と作成のポイントが紹介されました。事業計画書とは、英語ではビジネスプランと訳され、現時点から数年間にわたり、毎年どのように事業を遂行し、その結果どのような成果が生み出されるかを示したものであり、作成の目的はアイデアの肉付けと具体化のためにおこなう内部向けの目的と、他者(主に銀行などの融資先)への説明となる外部向けの目的など、複数の目的を有するとの説明がありました。

事業計画書作成のポイントとして、下記の5つのポイントを紹介されました。
1.何のために作成するのかという目的を明確にする
2.誰にみせるのか?をイメージする
3.見せる相手が気にすることは何か?を考える
4.見せる相手がすきな書き方(あるいは作法)があるかを確認する
5.相手にとって何が魅力的か?その結果協力してくれるか?を考える
このような説明の後、副社長が作成したFAT印刷の事業計画書をもとにワークをおこないました。

 

ワーク1:副社長が作成した当初の事業計画書はどこがだめだったのか

副社長が作成した事業計画書では、銀行の融資担当者に「これでは融資できない」とあえなく断られてしまいました。当初の新規事業の内容は、立体印刷を用いたデザイン性の高い結婚式用の招待状や席次表などを手掛けるものでした。その事業計画書にどのような問題があるのか、どのようにしたらいいのかを、グループごとに分かれてワークをおこいました。議論の後に副社長役のFAT会員の方にインタビューをして、問題点と課題を探っていくワークは指摘点も多数用意されていて、大いに盛り上がりました。

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その後ストーリーは進んでいき、融資を断られた副社長は中小企業診断士に相談し、事業計画書の作り直しにとりかかりました。その過程で副社長は業界では名の知れたオタクであり、幅広いオタク人脈を有することが発覚しました。その人脈により新規事業である立体印刷を用いた高度な印刷技術によって実現できる、品質の高い同人誌印刷には大きなニーズがあることを発見しました。そこでそのようなニーズや副社長の強みを生かした新規事業に光明を見出し、作り直した事業計画書を手に、ふたたび融資担当者のもとに出向くこととなりました…

 

ワーク2:同人誌印刷事業を追加した事業計画書について

作り直された事業計画書が、①当初の事業計画書との違い、②どこがどのように評価できる、③自分ならもっとこうする、という3つの観点からグループ内でワークをおこないました。先ほどのワークと同様に、議論の後に副社長役のFAT会員の方にインタビューをしてグループ内での意見をまとめ、発表していきました。ざっくりとしていた内容が具体的になった、ターゲットが明確化した、リスクが分散された、事業承継の観点があるのが評価できる、もっと熱い思いが伝わるようなことを書いてみては、などの意見が挙がりました。

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まとめとして、診断士はあくまでお手伝いであり、経営者自身で事業計画書を作成できるように寄り添い、経営者に手を動かしてもらうのが大事であること、融資担当者は返済可能かどうかを気にしているので、資金繰りを数字で示すこと、必須項目や懸念事項、フォーマットなどは事前に融資担当者に確認すること、などのポイントの解説がありました。

 

そして、事業計画書を作り直した結果、見事に融資を獲得したFAT印刷。実は融資担当者も「こんな事業計画書を待っていた…」と涙を流すほどのオタクであったという衝撃的な展開と共に、副社長は新規事業を推進していくこととなりました。
時に笑いがおきるなど終始なごやかな雰囲気の中進行された発表も終了時には盛大な拍手に包まれました。次回予告「FAT印刷に、M&Aの話が…!?」とますます気になる展開に期待が寄せられるなか閉会を迎えました。

 

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