私達は企業の未来をアシストする中小企業診断士のプロ集団です。

2016年受験生応援ブログ開始のお知らせ

はじめまして、中小企業政策研究会サポーターWEBチーム編集事務局です。

いよいよ2016年も10月に入り、中小企業診断士2次筆記試験まで3週間を切りました。
平成28年度中小企業診断士第1次試験に関する「統計資料」を見ると、合格率が17.7%と20%を切り、平成24年度からの5年間で最も低い数値になっています。荒れた「情報」や合格ラインの引き下げなど、過去に例をみない状況の中、一次を突破された方は晴れて2次論述試験へ向けて切磋琢磨をしているものと推察されます。

今回、WEBチーム編集事務局では特集記事を企画し、2016年の2次口述試験の合格発表まで期間限定で、受験生へ向けた応援の意味合いを込めて、様々なヨモヤマ話を掲載していきたいと思っています。試験に向けた残りの期間の過ごし方だったり、診断士になった先輩方がどうして診断士を目指したのか、あるいは診断士に合格した後にどのような世界が待っているのかなど。途中著名診断士の方へのインタビューなども掲載する予定です。
また、中小企業政策研究会主催の口述試験セミナーの情報はこちらのページに更新していく予定です。

よろしくお願いします。

第1回:財務諸表は社会の仕組みを映し出す

初めまして、中小企業政策研究会 会員の小澤 朋道です。
今回、ブログの1回目を担当させていただきます。

中小企業診断士2次論述試験まで3週間となる中、具体的な対策などを書いた方が喜ばれるかもしれませんが、直前期に役立つとも思えないですし、頭安めに、どうして自分が診断士になろうとしたのかを紹介しようと思います。

大学卒業後、システム開発会社へ入社。SEとして3年働いたのち、映像作家を志して、退社。その後、派遣社員をしながら、映像制作学校に通い、8㎜フィルムカメラなどを廻したりしていました。当時は、それまで数百万していた編集機材からパソコン編集の時代に移り変わっていて、個人で映像制作をやれる環境が整い始めた時代でもありました。
とはいえ、クリエーターという言葉に魅かれて会社を辞めるくらいなので、器質的には中二病・引きこもり・・・半分社会不適合者のようなものです。しかし、幸運なことに貧乏で子育てが終わった両親がさっさと二人しか住めないマンションへ引き払ってしまったため、家を出て自分で働かざるを得ない状況になったわけです。

稼いでは、作品制作(引きこもる!?)を繰り返していた時期が数年。
そんな中、派遣社員として来ていた現場に、個人事業主としてきていた人と知り合い、働く内容が変わらないのに手取りが大きく違うことを知るようになります。

個人事業主は、大抵、青色申告します。
青色申告は控除が65万円ですが、これは月あたり5万4千円くらい経費を国が認めてくれていることを意味します。青色申告では自分で財務諸表を作ることになるので、大抵みんな面倒臭がりますが、その一環で簿記などを勉強していると考え方がすごく面白いと感じようになりました。個人事業主と会社組織は規模は違いますが、財務諸表という仕組みを通して、何故企業がそのように行動するのかが肌感覚として理解できるようになります。
当時は、派遣法ができて間もない頃で「時間が自分の自由に選べる」「新しい働き方」などと持てはやすCMが多く流れていました。ですが、派遣社員というのは、企業活動がグローバル化する中で、固定的だった人件費を流動化するために生まれた仕組みなんですね。今自分がたっている位置と社会の仕組みがスーッと一本つながっていく感覚を覚えたのでした。これは、まずいと。これでは、いかんと。
そんな中で「経営」の専門家である、中小企業診断士という資格に出会って、何か直観的にこの資格を取らねばならないと思ったのが、そもそものきっかけです。(あとは「ナニワ金融道」を読んで、リアルなお金の世界に魅かれたというのもあります。)

日本経済新聞社及び日経HRの共同調査(2016/1/12)によると、中小企業診断士は、「ビジネスパーソンが新たに取得したい資格」の1位にも選ばれています。一流企業の社員やコンサルタントみたいな人が目指す、スマートなイメージがあるかもしれないですが、全然そんなことはありません。大体、独占業務もないのに、1次で7科目も勉強して、2次も4事例の勉強して、合格するのがたった5%。スマートな人間が選ぶ事ではないですよね。

ですが、この資格は、自分みたいな回り道している人間も目指していいし、実際とることができます。みなさんがどういう理由でこの資格を取ろうと思ったのかわからないですが、過去の経歴よりも、それを目指した志(こころざし)の方が重要に思います。
皆さんがこうして今こうしてもがいているのは「思い」があるからですし、少なくとも1次試験を通るだけの「能力」があるからです。

残り、3週間。
是非がんばってください。

ozawa_prof_img小澤 朋道(おざわ ともみち)
1973年生まれ・秋田県出身。中小企業診断士・プロジェクトマネージャー。
和光大学人文学部人間関係学科卒。システムインテグレータ会社、派遣会社経由の開発業務を経て2007年より個人事業主として独立。直近は、理化学研究所のPMO業務やリクルート社において企画フェーズから要件定義フェーズまでの仕様書とりまとめ、プロジェクト管理などを担当している。2015年中小企業診断士試験合格、2016年3月登録。

第2回:試験会場で平常心を保つために

初めまして、中小企業政策研究会 会員の井上 誠です。

今回は、二次筆記試験まで二週間余りとなった今、少しでも皆さんの役にたてばと思い、私が二次筆記試験の受験に際して気をつけたことを書いてみたいと思います。

私が、受験に際して試験会場で一番気を付けたことは、
「難しそうでもあきらめない、簡単そうでも焦らない、常に冷静でクールな平常心を保つ」
ことです。

過去、私が二次試験に失敗した時は、難しい問題を前にして焦りまくり、パニックになってまともな解答が書けないということが何度もありました。逆に、一見問題が簡単に見えてしまい、前のめりになって余計なことを書いてしまうこともありました。

そして、もうひとつ。今年も、試験会場で「何だこれ」と思うようなサプライズはあると思っていた方がよいでしょう。

「なんだこのグラフは?」「事例2で電卓使うの?」「P/Lが書いてない!」

これまでどれだけ多くの受験生が、このサプライズに悩まされたことか。

そんな時に備え、平常心を保つため、以下の準備をしてました。

1)予備を用意する
電卓や時計、筆記用具等、できるだけ予備を持って行きました。万が一、移動中に電卓の液晶が割れるかもしれません。時計の電池が切れるかもしれません。そして、用意するだけでなく、壊れた時にどうやって交換するか、シュミレーションしておきました。
私自身、合格した年の事例2の解答作成中、シャープペンシルの芯が出なくなると言うトラブルに見舞われて焦りましたが、同じ形で色違いのシャープペンシルを机の上に複数用意していたので、解答作成をスムーズに継続することができました。

2)捨てる勇気を持つ
特に苦手な事例は、問題全部を一読して解き始める前に、どの問題を捨てるべきか決めました。どうせ捨てるのだと考えることで、心の余裕も生まれますし、逆に決めておかないと、いざ捨てようと思っても不安で捨てられません。
そして、取り組んだのが難しい事例であったなら、最後まで行かなくても焦らず、他の問題に集中できます。
もし、簡単な事例であっても、早く終わって捨てる問題まで解答できてラッキーと思えるので、前のめりになることを防げます。

3)簡単な一問を書く
確実に書ける問題を一問、書いてマス目を埋めました。どんな難しい問題であったとしても、必ず解答できる問題があるはずです。それを選んで、回答用紙にを部分的にでも埋め、「ここは取れた」と思うことで精神的に落ち着くことができました。

4)「焦る」と思った時のルーティーンを決める
サプライズに出会った時、「やばい!」と思ってからでは遅いかもしれません。焦りそうだと思った時に気を静める、ルーティーンを決めておきました。私の場合は、「目線を解答用紙から外し、前を見て右手を胸にあてて、大きく深呼吸ひとつ」。これで、平常心を取り戻す練習を事前にしてました。

いかがでしょうか?当り前のことに聞こえるかもしれませんが、当り前のことができないのが試験会場です。
これからでも、当り前のことをする準備ならできそうじゃないですか?

焦らず、気負わず、諦めず

残り、二週間、頑張りましょう。

inoue4井上 誠(いのうえ まこと)
1967年生まれ・東京都出身。中小企業診断士・ITコーディネータ。
東京都立大学人文学部卒。港区にあるSI会社勤務。RFPの作成、要件定義など上流工程を得意とする。おいしいお酒とつまみが大好き。2015年中小企業診断士試験合格、2016年3月登録。

第3回:試験前ラスト1週間をいかに過ごすか

はじめまして、中小企業政策研究会会員の小寺暁子です。

1週間後に迫ってきた2次筆記試験。いよいよ受験票も手元に届き、最後の週末は試験会場の下見に行かれる方も多いのではないでしょうか。緊張感の漂う時期ですね。

そこで今回は、ちょうど1年前を振り返り、私自身がラストスパートの1週間をどのように過ごしていたかについて書き綴りたいと思います。

・・・その前にまず、簡単に私の受験歴を紹介します。診断士試験を志したのは2010年1月。そこから1次試験に3年、2次試験に4年を費やし、丸6年かけて昨年ようやく合格することができました。昨年の2次試験は4度目の挑戦であり、1次の保険受験もしていませんでしたので、まさに「崖っぷち」状態での勝負でした。

そんな「崖っぷち」受験生のラスト1週間、さっそく見てみましょう。

①「仕事が忙しい」を言い訳にしない
先週お会いした受験生の方から「こういう時期に限って仕事が忙しくなってきた」というお話しを伺いました。確かに、勉強時間を十分にとって最後の総復習に打ち込みたいところですよね。
しかし、この期に及んで、ラスト1週間の勉強時間量は大した問題ではありません。思い返してください。読み込んできた過去問の数々、演習を通じて体感してきた80分間の数々、知識インプットのために汚してきたノートの数々・・・。そう、重要なのは、これまでに積み上げてきたトレーニングの量です。ここにさえ自信が持てるならば、目先の仕事量を嘆く必要はありません。限られた時間の中でベストを尽くす、それだけです。

②「技」よりも「心と体」を優先する
昨年の手帳を見てみると、ラスト1週間で3回もヨガに通っていたようです。我ながらハイペース(笑)。もちろん、試験前日にもレッスンに行き、長時間の着席勝負に備えて心身を整えていました。
実は、これは昨年ずっと心掛けていたことなのですが、机に向かって「技」を磨く時間以外に「心と体」を整える時間を取ることで、日常的に迫りくる試験への不安や焦りの気持ちを遮断し、意図的にリフレッシュしていたんですね。なので、超直前期であっても、これまでと同じように、いつも通りのことをやることで、「1年に1度の機会を、せっかくだから楽しもう」という前向きな気持ちで本番の日を迎えることができました。「心・技・体」のバランス、大事です。

③「試験が終わったらやりたいこと」を書き出す
試験が終われば、鞄が重くなる理由も飲み会を断る理由もなくなり、一気に生活が変わることでしょう。一方で、「何をしたらいいかわからない」と感じる方がいるかもしれません。私自身も1度目の2次試験終了後は手持無沙汰な日々を過ごし、終わった試験のことを思い出しては嫌な気分に沈んでいました。
そんな悲しい状況に陥らないためにも、「試験が終わったらやりたいこと」を書き出しておくことをお勧めします。「TDRに行く」「徒歩通勤をする」等々、何でも良いと思います。合格発表後は、受かっても落ちても、どうせまた忙しくなるのです。それを考えると、筆記試験終了後の約1ヵ月間は、診断士受験生ならではのゴールデンタイムだと思いませんか。貴重な期間を存分に楽しめるよう、こっそり準備をしておきましょう。これまで頑張ってきた自分へのご褒美です。

最後に、「崖っぷち」受験生が、本試験前夜に恩師に送った心意気を紹介します。
「頑張りますとは言いません。先生に教わった、中小企業診断士として試されている力を、解答用紙に想いを込めてぶつけてきたいと思います。できることだけ知覚してやります。」

・・・いかがでしたでしょうか。
緊張感漂うラスト1週間を、楽しくリラックスしながら力強く乗り切る際の一助になれば幸いです。

残り1週間、みなさまのご健闘を心よりお祈り申し上げます。

小寺暁子

小寺 暁子(こでら あきこ)
1980年生まれ・福井県出身。一橋大学社会学部卒。大学では家族社会学・ジェンダーを学ぶ。大学卒業後、福利厚生代行会社の㈱ベネフィット・ワンに入社。業務設計やオペレーション業務に携わった後、2007年より経営企画室で予算策定や原価計算、IR、BPRなどに従事。2015年中小企業診断士試験合格、2016年7月登録。

第4回:二次試験直前!中小企業政策研究会 代表 遠藤直仁より激励メッセージ

はじめまして、中小企業政策研究会会員の夏原です。

中小企業政策研究会(通称:政策研)のWEBチーム編集事務局がお届けする2016年受験生応援ブログ、今回は皆さまに『元気と気合い』をお届けする企画です。

政策研代表の遠藤直仁から、みなさまへの激励メッセージをお届けします。


<遠藤直仁 略歴>
税理士・中小企業診断士
遠藤直仁&e-partners株式会社 代表取締役

1961年生まれ。青山学院大学経営学部卒。
大手アパレルメーカーにて企画部門ブランド責任者など13年間の勤務経験を経た後、中小企業診断士、税理士の資格を取得し、独立開業。青山学院大学大学院非常勤講師の職を経て、現在、経営管理のアドバイザーとしてコンサルティング業務等に従事。 さらに、資格の学校「TAC」にて中小企業診断士科の講師として受験指導と後継者の育成にも注力している。
講師歴17年、年間講義時間:1,000時間超、担当領域:財務会計、税務、法務、経営戦略論、組織論、マーケティング、経済学、オペレーションマネジメント、中小企業論、中小企業政策など。


資格の学校TACのWebや授業で見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
受験生の皆さん、ぜひ合格して政策研の遠藤先生に会いに来てくださいね。

今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ!

Natsuhara_prof記事作成&インタビュー担当/夏原 馨(なつはら かおり):

1980年生まれ・愛知県産/兵庫県出身。神戸大学建設学科市民工学科卒。
「子どもたちに希望ある未来を手渡す」をテーマに、地元品川区の中小企業支援や、商店街支援、システムコンサルなどのお仕事をしています。また、TACや企業・公的機関で講師も務める2児の母です。
2015年中小企業診断士試験合格、2016年1月登録。

第5回:中小企業政策研究会の魅力

始めまして。中小企業政策研究会で、今年度のサポーターのリーダーをやっています、小林大介です。

とうとう終わりましたね、2次試験!お疲れ様でした!
力は出し切れましたでしょうか。

私は昨年受験しましたが、事例2で痛恨のミスをしてしまい、とても悔やんでいたことを覚えています。
それでも合格を信じた結果、今、こうして診断士として活動ができています。

さて私からは、2次論述試験が終わり、診断士に合格した後の事を考え始めた皆様に、中小企業政策研究会の魅力についてお伝えします。

① 診断士になると・・・
診断士の世界にはいくつものグループが存在します。
全国に診断士協会・支部があり、その中には様々な研究会が存在します。
どこに属するのかは、診断士1年生にはホットな話題で、大学の新歓イベントのようなものも数多く開催されます。

様々な研究会がある中で、日本最大級の研究会、それが中小企業政策研究会(通称:政策研)(会員数350名)です。

②政策研とは・・・
政策研では毎月の全体定例会と、14の分科会による活動を行っています。
ちょっと情報が古い部分もありますが、詳しくはこちらを参考ください。
http://www.shindan.gr.jp/team/

分科会ではそれぞれが専門領域をもって活動しています。
分科会に所属することで、診断士として伸ばしたい分野、活かしたい分野の専門家達と交流を持つことができます。

この分科会によるコンペによって選ばれた企画を、全体定例会で行います。
普段は知り合い得ないであろう著名な講演者の方が登壇されることも魅力です。
つい先日の10月の定例会では、前中小企業庁長官 北川氏が登壇してくださいました。
詳しい定例会の様子は以下、リンクで、ぜひご確認ください。
http://www.shindan.gr.jp/category/reqularmeeting/report/

定例会の後には、懇親会もあり、講演者の方ともお知り合いになれますよ!

③政策研究会の魅力
そんな中で、私が伝えたい、政策研最大の魅力は、「将来を担う、診断士の中心人物が勢ぞろいしていること」です。

私と同世代のメンバーだけでも、ふぞろい執筆者、一発合格道場ブロガー、タキプロメンバー、TAC講師等みなさんが受験の中で接してきた人たちが揃っています。

診断士になって最も良かったことは、人脈が広がったことです。
様々な経験を持った、優秀な方々と接することがとても刺激になっています。
それは政策研に入ったからこそ得られたものです。
ぜひみなさんにも政策研に入って、同じような気持ちになってもらいたいです。

ホントはもっともっと伝えたい魅力がありますが、それはまたお会いした時にでも。
お待ちしてます!

 

小林大介小林大介(こばやし だいすけ):
1987年生まれ・栃木県出身。筑波大学 物理専攻。
医療介護業界に特化したコンサル会社で営業、人事を経験。
現在は、営業企画の責任者として、他社との業務提携や、営業戦略の策定を担当。
診断士資格を活かして、入札事業も行っている。
2015年中小企業診断士試験合格、2016年5月登録。

2016年度10月定例会 活動報告

2016年10月度の定例会についてご報告致します。

 

10月度の定例会は、猪瀬会員、水島会員、和田会員、稲垣会員の提案企画として、『元中小企業庁長官 北川氏に聞く「中小企業政策の課題と中小企業診断士への期待」』というテーマで開催されました。

今回は二部構成で実施され、第一部は元中小企業庁長官:北川慎介氏より、中小企業政策立案の考え方と、中小診断士への期待についてご講演いただきました。第二部としてアイデアソンファシリテーター:大川陽介氏によるワークショップ形式で「アイデアソン」を実施し、その場でまとめた提言について北川氏と議論が活発に行われました。

第一部の北川氏講演では現在おかれている中小企業の状況や最近の中小企業に対する政策動向について、中小企業を実際に応援する3つの軸やその応援する内容、さらに応援側のあり方・連携の仕方などについても言及され大変興味深い講演をいただきました。

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第二部では事前の与件「2025年、日本の中小企業が元気に活躍するためには?(この先10年くらいのスパンで実現できそうな政策とは)」に従って大川氏の講演を交えながら、「アイデアソン」をワークショップ形式で実施しました。

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注:アイデアソンとは:

特定のテーマについてグループ単位でアイデアを出し合い、それを短時間でまとめていくワークショップのこと

アイデアを出すプロセスは、(1)テーマ設定、(2)アイデアを広げる、(3)アイデアを絞る、(4)アイデアを強化する、(5)精緻化する、(6)プランに落とし込む、という大きな流れがあるということです。本来のアイデアソンでは2,3時間~半日かけてそれらの作業を実施するものですが、今回は短時間での北川氏への提言まとめまで実施しました。

 

(2)アイデアを広げる、という作業においてはペアブレストを複数回実施して各自が持つアイデアを共有し、広げました。複数人とペアでブレストを実施する中で自分自身気が付かなかったアイデアに遭遇することにワクワクしました。

 

その後、ペアブレストでのアイデアを元に各自3~4つほどでアイデアノートにまとめ、互いに評価をしました。そこで評価が高かった4案+情熱案1案のプレゼン後、北川氏からの個別講評・意見交換となりました。

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それぞれの案は、実現性の高いものから革新的な案も出て非常に興味深いものでした。

例えば、・小学校の教育を見直し経営視点を身につけさせ将来のアントレプレナーを育てるもの、・源泉徴収税の仕組みの抜本的見直しを行い個人事業主活動の活発化を促進するもの、・人口構成と後継者不在の問題まで立ち入ってその両面から解決する案などです。

北川氏講評では、(1)政策立案においてまずチェックすべき事項は憲法違反してはいないか。(2)一般的な社会観念から逸脱していないか。(3)十分な説得材料がそろっているか(定性的・感情的なものではなく論拠・論理が通っておりはっきりしているか)。という政策立案に携わられたからこその講評をいただきました。

そのうえで今回のアイデアについて短時間ながら興味深いという大変高評価をいただけました。

第一部・第二部ともに有意義な、また興味深い定例会で、政策の課題を解決する提言の難しさ、アイデア出しの難しさを体験した定例会でした。

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ご案内:2016年11月度定例会

<2016年11月度定例会詳細>
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■本会

【日 時】 11月15日(火) 19:00〜21:00

【場 所】 文京シビックセンター4階 シルバーホール
東京都文京区春日1‐16‐21
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

【テーマ】 下町ロケットに学ぶ中小企業の知財経営戦略

【提案者】 木下忠会員(ビジネスモデルカフェ)

【講 師】 東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター
戦略企画部門准教授 弁理士・中小企業診断士

【内 容】

中小企業においては、ドラマの佃製作所のように知財スタッフがおらず適切な対応をしていないことが多いです。企業の虎の子の知財を活かすも殺すも経営者の一番そばにいる中小企業診断士にかかっているといっても過言ではありません。昨今の物づくり補助金を有効に活用する上でも知財知識は必要です。今さら聞けない知財の基礎的な知識から、中小企業経営の知財経営戦略に役立つ情報をドラマのストーリーに沿って提供します。小説・ドラマを見ていない方も楽しめるようアレンジ致します。

■懇親会

【時 間】 21:15~

【会 場】 北海道 後楽園メトロ・エム店
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13116515/

【予約名】 中小企業政策研究会 川上(かわかみ)

【会 費】 3,000 円

※懇親会の出欠予約・変更は11/13(日)13時までです。
それ以降は、以下のML宛にご相談ください。
サポーターML:sp-seisakuken2016@googlegroups.com

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