私達は企業の未来をアシストする中小企業診断士のプロ集団です。

開催案内:2021年3月度定例会

政策研3月度定例会を下記の通り開催致しますので、ご案内致します。新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、今回もオンラインにより開催致します。

<2021年3月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】 2021年3月16日(火) 20:00-22:00(19:50開場)

【場 所】  ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加予定の方に別途ご連絡します)

【テーマ】   After/withコロナ時代に重要なビジネスモデルの変革 ~ コロナ後に千載一遇のビジネスチャンスをモノにする』

【講 師】 日下部沙織会員 他(ビジネスモデルカフェ)

【内 容】

新型コロナウィルスのパンデミックによりビジネスの在り方が大きく変化しました。

これまでのコロナ禍では巣ごもり需要やデジタル技術に対応した企業が大きく成長しました。

この未曾有の経験を経てafter/withコロナ時代では人々の価値観は、また新たな局面に進化することが予想されています。デジタル技術が急速に浸透しコロナから解放されつつある世界で人々は何を願うのか?

コロナ禍で登場した新しいビジネスモデルや急成長したビジネスモデルなど国内外のビジネスモデルを紹介しつつコロナの1年を振り返ります。その上でAfter/withコロナ時代に重要なビジネスモデルの変革について考えます。

また、zoomのブレイクアウトルームを用いてAfter/withコロナ時代のビジネスモデルを考えるワークを予定しております。

皆様のご参加をお待ちしております。

■懇親会

 定例会終了後、オンライン開催する予定です(詳細は参加者予定の方に、別途ご案内いたします)

■新規入会希望者の見学受付

政策研への新規入会を検討される方の見学を受け付けています。見学希望の方がいらっしゃいましたら、下記「こくちーずプロ」にて申し込みをお願い致します。※定例会の見学参加費は無料です。

https://www.kokuchpro.com/event/67c818daa8df39039d26b35c33574749/

本内容に関する問い合わせ先:
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

活動報告:2021年2月度定例会

2021年2月度の定例会は、昨年のコンペで1位を獲得した夏原馨会員による企画『いい発声は筋トレ必須!一生役立つ「声のしくみ」を学ぶ』です。

今回のテーマは、
・発声に使う筋肉の仕組みを理解する
・自分でできるのどの筋肉のトレーニング(入門編)

講師としてプロのボイストレーナーである、つじのりこ先生にご登壇いただきました。先生は、著名アーティストのバックコーラスを務めるなどの実績があり、現在は指導実績210名以上の人気講師として最高ランクの評価を得ています。

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今回の企画の題名からすると発声のために腹筋でも鍛えるのかと想像してしまいそうですが、違います。声は声帯の周りの筋肉を使って出されるので、声帯を動かす筋肉をストレッチしたり鍛えたりすることが大切なのです。

高い声が出にくくなる、長時間話すとのどが疲れる、など声に関する悩みの主な原因は「老化」なのだそうです。筋肉は使わなければ衰えます。普段使わない筋肉、つまり、普段使わない声色の発声を積極的に行うことが重要です。
しっかりと鍛えて筋肉を自由にコントロールできるようになれば、TPOに応じてさまざまな声質を使い分けられるようになります。どんな方でも何歳からでも声は変えることができるのです。

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声を出すときに実際に声帯がどのように動いているのかという仕組みを動画や図を用いて解説していただきました。声帯周辺の様々な筋肉にそれぞれ役割があって、声の大きさや高さによって動かし方が異なるという事が理解できました。

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 裏声は声帯を緩めて周辺の筋肉を伸ばすので、筋肉のストレッチにあたります。一方で、地声は声帯を強く閉じるので声帯周辺の筋肉の筋トレにあたります。
身体の筋肉と同じで、トレーニングする順番やバランスが重要です。初めにストレッチ(裏声)を行い、筋トレ(地声)をしたのち最後はストレッチ(裏声)で終わるのが良いそうです。

のどの筋肉のトレーニングとして、今回は短時間ながらも裏声3種類、地声4種類の発声練習を行いました。

そしてこれらの発声を基本として、音階やテンポをつけたり、地声と裏声を行き来するなど様々なバリエーションのレッスンを受けさせていただきました。
今回はオンラインでのレッスンでしたので、皆さん隣を気にすることなく思う存分発声練習ができたかと思います。

音程の調整は声帯を伸ばす筋肉、音量の調節は声帯を閉じる筋肉を使います。
両方をバランスよく動くように鍛えることで、声量・響き・高い声・ビブラート・音痴改善など様々な効果があります。

筋肉は使わないと衰えるので、発声練習は継続的に行うのが重要です。つじのりこ先生の明るいキャラクターとわかりやすいレッスンで、あっという間の2時間でした。声の質によって、相手への伝わり方は大きく変わるそうです。中小企業診断士として、人前に立つ機会の多い方もそうでない方にも、とても役に立つレッスンだったと思います。

今回のレッスンは短時間で入門編でしたが、もっとやってみたい、という方は個別にレッスンを体験することもできます。

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以上

活動報告:2021年1月度定例会

2021年1月度の定例会についてご報告をいたします。
今月は、政策研内にある15のチームの説明会でした。

はじめに遠藤代表よりご挨拶がありました。
令和2年度の中小企業診断士試験に合格した方々はゴールをした訳ではなく、今スタート台に立った状況であること、政策研は診断士が成長するための場であること、研究会を利用し貢献することで成長することができること、これから診断士として使命感を持って業務や活動を行ってほしいといったお話がありました。

続いて、会員部幹事補佐の佐藤会員より当研究会の組織概要や主な活動内容等について説明が行われました。
当研究会は現在、会員数約360名、中小企業診断士の任意団体であり都道府県協会に所属していないこと等の説明がありました。
研究会概要はこちら
当研究会の入会にあたっては、中小企業診断士試験の合格が必要であること、年会費5千円の支払いと所定の手続きをすること、入会時に会則と個人情報保護方針を承諾する必要があること、1年ごとに更新する必要があること、士業の職業倫理を意識した言動をすること、について十分ご留意のうえ入会をいただきたい旨の説明がありました。

図2

チーム紹介

.FAT
FAT(財務:Finance 会計:Accounting 税務:Taxの頭文字に由来)は、診断士の必須能力である財務診断力を身に着けて中小企業の発展に貢献できるようになるためのスキルアップを図るチームです。2020年は、経営・企業財務への影響分析を通じて実践的な知識をシェアすることや、役に立つフレームワークを紹介して分析の武器を手に入れる活動を行いました。
原則、毎月第一水曜日に活動をしています。中小企業の診断・支援において重要な、財務・会計・税務の知識を習得したい人、チーム活動に能動的に参加できる人の参加をお待ちしています。

図3

2.HRC
HRC(HumanResourceConsulting)は、講師を目指している方向けのチームです。
講師として必要なスキルを身につけるべく、研修開発・発表練習・プレゼンの小技共有などの活動をしています。今後は、With・Afterコロナを見据えた講師のノウハウや、動画の効果的な作成や魅せる編集を身に着けて、時代に適応したスキルの習得を目指していきます。
原則、毎月第2日曜日に活動しています。プレゼンスキルの向上と、より魅力的な人材になることを目指して活動したい方をお待ちしています。

図4

3.実践IT研究会(PIT)
PIT(Plactical IT)は、IT特化のチームです。自身のIT力アップと中小企業へのIT支援力アップを目指して日々活動しています。
2020年は、各人がITネタを持ち寄って最新の技術やトレンドについてシェアしました。プログラミング不要でアプリを作成しできるノーコードの体験談や、プログラミング言語のPythonを使って統計データを分析する手法などの発表がありました。
定例会は、毎月第一日曜日に活動しています。ITについて詳しくない方の参加も歓迎します。

図5

4.岩本組
診断士は、中小企業経営者の役に立ち、資格を持つことの責任を果たすべきであり、事業再生・承継の支援が分からずして経営顧問はできない、との思いから、メンバー同士で切磋琢磨し技能を磨いていくことを目的にチーム活動をしています。
チームには独立診断士・企業内診断士ともに所属し、現場支援の状況や、企業の最先端情報にも触れることができます。
活動は講師を招いた勉強会やディスカッションの他に、診断・支援の案件をこなすことで実務従事ポイントも取ることができます。
2ケ月に一回の定例勉強会、チームを結成しての支援プロジェクト活動(現在はとあるおでん屋さんを支援中)等を通して、中小企業診断士としてどのように役に立っていくかを切磋琢磨できるメンバーの参加をお待ちしています。

図6

5.オアシス
オアシスの平均的な活動は簡易診断2件(メンバーが更新ポイント取得)、勉強会6回、その他交流イベントです。勉強会のテーマはビジネス研修のテーマ、ビジネススクールのコンテンツ学習、ITスキルのテーマなど、診断士がビジネスの実務に活かすスキルアップを目的に学習します。
診断士の業務に限らず、幅広くスキルアップを目指す方の参加をお待ちしています。

図7

6.企業内診断士の輪を広げる「楽しい」会
“企業内診断士”のためのチームとして、診断士活動の情報交換や、面白い事例の紹介、キャリアの研究等を行っています。企業内診断士の可能性を考え、自分の活動の幅を広げるきっかけを作る場であることを目指しています。
定例会では、診断士活動5分間プレゼン・メンバーの業界研究・特集発表を行っています。
また、チームでブログの運営をしたり、マスターコースの紹介イベントを行ったり幅広い活動を行っています。
企業内診断士として活躍していきたい会員の参加をお待ちしています。

図8

7.事業再生研究会
中小企業の再生支援のため、事業再生について広く深く研究をしています。事業再生の入門者からプロまで、様々なメンバーが在籍しております。診断士以外にも、弁護士・会計士・税理士など士業の枠を超えた会員構成であることが特徴です。事業再生への思い・志と研究会への貢献意欲のある方のご参加をお待ちしています。

図9

8.事業承継研究会
中小企業のゴーイングコンサーンを支援する我々中小企業診断士にとって、事業承継に関する正しい知識を身に着け実践していくことは責務です。 机上論に留まることなく研究という名の自己満足に甘んじることなく国家資格者としての真価を互いに問いながら日々邁進する志士の集まりであることを目指しています。

図10

9.趣味実践活用会
自分の趣味や好きな事をテーマとして、診断士活動や副業に繋げていけるか色々試しています。
2020年度の活動として、カードゲームでコンテンツ作成やワインバルを開くことなどを行いました。
趣味×診断士で他の人と差別化をしたり、メンバーの趣味を手伝うことで新しい世界を見つけられるメリットがあります。
活動は年8回を予定しています。皆様の参加をお待ちしています。

図11

10.チーム岩佐
企業の経営改善への貢献と、診断士活動を通じて充実感を得ることを目的に活動しています。
チーム内で持ち寄った診断案件に対して、毎回決める案件リーダーのもとで参加希望者が役割分担し、経営改善提案書を作成します。メンバー全員にコンサルチームをまとめる実力がつく運営を目指しています。また月例でメンバーが輪番で講師を務める勉強会を行い、その後は懇親会をしています。
自分自身のFairValueを高めたい方の参加をお待ちしています。

図13

11.ビジネスモデルカフェ
Expert&Generalistが集まった学際的チームによる価値の共創により、①各自の専門性だけではなかなか届かないクリエイティブ領域のコンサルティング、②イノベーションを通じた社会課題の解決等を目指しています。
2020年度の活動では、ビジネスコンテストに出場して、内閣府主催「地方創生政策アイデアコンテスト2020」優秀賞を受賞しました。
月に一回の定例会では、デザイン思考の実践や読書会、豆腐向上委員会などのプロジェクト活動を行っています。
Give&Give&Takeの精神を持った方の参加をお待ちしています。

図14

12.ファシリテーション
ファシリテーションとは、参加者の協力を促し全員が納得して結論を導き出すための支援をすることです。
このチームは、ファシリテーションスキル習得に役立つワーク中心の勉強会です。
毎月第4木曜日の夜に定例会を開催し、メンバー発表やワークをはじめ、実務補習の攻略法、新聞記事の図解ワークなどを行っていきます。
「参加メンバーがファシリテーションの達人になり、診断士業界のグループワーク成果を最大化できている」状態を一緒に目指しませんか?

図15

ここからは、2021年に発足したチームです。

13.デジタルマーケティングラボ
デジタルマーケティングの特徴は、非デジタルマーケティングと違いすべてのコンバーションを追跡でき、PDCAを回せることにあります。
しかし、多くの中小企業ではノウハウが不足しており十分なデジタルマーケティングを実践できていません。
このチームでは、「中小企業にデジタルマーケティングをもっと身近に」をモットーに、中小企業経営における重要課題である売上向上を支援していくためのデジタルマーケティングツールや方法論を検討し、実践を通じて使えるスキルを身につけていきます。

図16

14.ビジネスコーチング研究会
コーチングとは、傾聴と発問によって、相手の心の中にある答えを表面に出してあげることを言います。
コーチングは、アメリカでは職業として確立されており日本でもコーチング人口は増加してきており、診断士のスキルとしてとても大事なものです。
コーチングを深めたい方、新しいチームの立ち上げに興味のある方を募集しています。なお、コーチングの資格や実績の有無は問いませんので、皆さんの参加をお待ちしています。

図17

15.ハンズオン~ノーコードアプリ研究会~
ノーコードアプリとは、プログラミングを必要としないアプリケーションの開発手法をいいます。ビジュアル的にパズルを組み立てる感覚で実行したいことを並べることで、欲しい機能を満たすアプリを簡単に作成することができます。
このチームは、知るだけではだめ。手を動かして身に着けよう。そんな理念のチームです。 チーム発足初年度は成長著しいノンコードアプリを中心に仕事や自立に役立つITスキルを磨きます。 ノーコードなので初心者でも習得可能です。作る力を手にして武器にしましょう。

図18

サポーター募集

最後に、2020年度政策研サポーターのリーダーである佐藤会員より、新年度の運営サポーター募集の案内がありました。
運営サポーターとは、政策研の定例会・その他イベントの企画・準備を行う政策研運営の実働チームです。主に診断士一年目会員や新入会員で構成され、診断士の最初の1歩を踏み出す際に心強い「横の繋がり」ができること、一年目から研究会の活動に貢献できることなどがメリットとして紹介されました。

図19

開催案内:2021年2月度定例会

政策研2月度定例会を下記の通り開催致しますので、ご案内致します。新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、今回もオンラインにより開催致します。

<2021年2月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】 2021年2月16日(火) 19:00-21:00(18:50開場)

【場 所】  ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加予定の方に別途ご連絡します)

【テーマ】 『一生役立つ「声のしくみ」を学ぶ』

【講 師】 夏原馨会員、ボイストレーナー つじのりこ氏

【内 容】

「同じことを話しても、自分は他の人より”届いて”いない気がする」
「プレゼンすると、終わり頃には声が枯れてしまう」

こんなお悩み、ありませんか?これ実は、中小企業診断士になって数年来の私自身の悩みでした。同じように悩んでいる方がいたら、「喉の筋トレ」で解決できるかも。

ボイストレーナーだけでなく、コーラスとしても有名プロミュージシャンを支える”のりちゃん先生”に届く&枯れない声を作る”喉の筋トレ”を教えていただきます。体の仕組みや理論に基づくレッスンなので、今までのボイトレでしっくりこなかった方もお試しください。

通常なら1回9000円のレッスンを無料で体験できるのは、この日だけ!本当に序盤だけですが、声が変わると人生変わるかも。お見逃しなく。

※声を出すので、思い切りやりたい方はカラオケボックスなどからの参加がオススメです  

■懇親会

 今回は開催しない予定です。

■新規入会希望者の見学受付

政策研への新規入会を検討される方の見学を受け付けています。見学希望の方がいらっしゃいましたら、下記「こくちーずプロ」にて申し込みをお願い致します。※定例会の見学参加費は無料です。

https://www.kokuchpro.com/event/cfb676cbde35fe87eeeb91739712712d/

本内容に関する問い合わせ先:
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

活動報告:2020年11月度定例会

11月度定例会は、『累計申込者数800名超 ずるいデザイン講座』と題し、赤田彩乃会員よりご講演いただきました。今回の定例会も新型コロナウイルスの影響でZOOMでの開催となりましたが、多くの会員が参加し盛況となりました。

学校教育で、図工や美術の授業はあっても、それは「芸術」に寄っており、「デザイン」を学ぶ機会は、その道に進まない限りほぼありません。

診断士のアウトプットは基本的には「書面」です。
もちろん中身が最重要ですが、実際にはクライアントは中身を理解する前に、まず「見た目」で、アウトプットに対し好印象・悪印象を持ちます。

今回は、デザイナーではない赤田会員より、前職で学んだノウハウをもとに、明日から使える「ずるいデザイン」を伝授頂きました。(時間の都合上、色とレイアウトを中心としたショートバージョンとなりました)

【はじめに】「ずるいデザイン」が生まれた経緯

講師は、前職(自治体向けコンサルタント)を通じて、自治体向けに作成した膨大な報告書、計画書等の資料を住民向けのリーフレット等概要版として1枚に取り纏めることを経験しました。その実践の中で培ってきたデザインスキルを体系的に整理し、「ずるいデザイン」として整理されました。
「ずるいデザイン」に必要なのは、センスではなくルールであり

  • デザインの素養が無い方でも取り入れやすいこと
  • 意識することでデザインのレベルがぐっと上がること(コンスタントに60点(合格点)が取れる)
  • 時間をかけずに仕上げられること(時短)

の特徴があります。

【ずるいデザイン~色編】

色が多すぎるとどこに着目してよいのかわからない状態になり、そして乱雑な印象を与えてしまうことがあること。一方、色が少なすぎても、どこに着目してよいのかわからない状態になってしまい、分かりにくい資料となってしまうこと。また、実際の手間は大してして変わらないが、色が少ないと資料に手抜き感を感じてしまうこと、そのため色を適切に絞り込む必要があることをご説明いただきました。
上記の理由としては、

  • 人は色によって情報の重要さを判断している。
  • 色が適切に効果を発揮するには適切な色数があり、絞ることで集中して見ることが出来る。

とのことでした。

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◎基本色の設定

まずは、基本色の設定を行うこと。基本色を設定する際は、伝えたいメッセージに合わせることが重要です。参加者に色の持つイメージを理解してもらうため、食品会社や建設会社のロゴやティファニーブルーの例などを用いて分かりやすくご説明いただきました。

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※食品メーカーのロゴは「赤」、建設会社のロゴは「青」が多い。食品メーカーは、赤を中心とした暖色系の色を利用し食欲を増進させる一方、建設会社は、青が持つ理性的、真面目なイメージを利用してまじめさ・実直さ・冷静さを演出している。

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同じ色相でもトーン(明るさ、鮮やかさの度合い)によりイメージが変わることも事例を提示しながらご紹介いただきました。

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※文字色やサイズが一緒でも印象はだいぶ違う。診断士として顧客に伝えたいイメージ(明るい、安心感、生き生きとしたなど)を決めて、イメージに合う色(色相、彩度、明度)を決める。

次に、基本色を利用した配色方法をご説明いただきました。方法としては、

  • 設定した基本色と同じ色相でグラデーションを作ること。つまり、明度と彩度で色に変化をつける。
    →色相が固定されているため、色同士でケンカしない(数は4~5色で十分、必要以上に増やさない)
  • モノクロ(白・グレー)を利用すること。
    →グレーは、他の色を邪魔しない色で、使い勝手が良い。文字の色やオブジェクトの塗りつぶし、画像の枠線などに利用。文字色は「ほぼ黒に見える濃いグレー」がおすすめ。メッセージ性の強い黒はむやみに使わないこと。(黒を使う時は、黒でなければならない時のみに限定する)

また、色が足りない時は基本色と互いに引き立てあう補色を利用すること、補色も明度・彩度を調整して利用すること、資料を落ち着かせたければ、補色は使っても少量に抑えること、複数の色相からなる色を使う時には、予め使い分けのルールを決めることをご説明いただきました。補色以外の色彩調和があることもご紹介がありましたが、講座の「ずるい」というコンセプトから、あえて多くの選択肢を提示しないようにしているとのことでした。

加えて、少ない色で資料を作成するポイントをご紹介いただきました。

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なお、色遣いについて、実務上よくやる方法として、取引先のHPや商品パッケージ等の色遣いを参考にする方法もご紹介いただきました。

【ずるいデザイン~レイアウト編】

レイアウトの基本は、余白を適切に利用することです。単に余白と言っても色々あり、紙面に対する余白、図やオブジェクト間の余白、オブジェクト内の余白があり、オブジェクトを揃えると綺麗に見えること、そして余白を整えることで計算された余白に見えることをご説明いただきました。また、わかりやすい資料とするために、情報の関連の度合いを見た目で調整する方法をクイズを交えてご説明いただきました。

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さらに、情報の階層や重要度を文字の大きさや色、太さ、背景、余白の取り方で示す方法、レイアウトや色で視線を誘導させること等、明日から使えるテクニックが満載でした。最後にずるいデザイン「レイアウト」まとめとして下記ポイントをご説明いただきました。

  • 適切な余白をとること。
  • 要素をそろえて配置すること。
  • 情報のかたまりを意識して近接させること。
  • 情報の階層や重要度に合わせて階層化。文字の大きさ、色、太さ、背景で調整すること。
    →パワーポイントでは、「配置」機能を使うと便利!

本講義は診断士を対象としていることから、通常の講義に追加して色について補足説明をいただきました。我々診断士にとって専門家と経営者の橋渡しは重要な役割の一つです。デザインの専門家と色について正確にやり取りできるようになることもそれに含まれるとの考えから、色の三要素、色相、彩度、明度の概念について分かりやすくご説明いただきました。

以上

 

活動報告:2020年10月度定例会

10月度定例会は、「無料でできる!技術動向調査 ~特許から探る中小企業の技術売り込み戦略~」というテーマで、小野 貴久会員、および、知財情報コンサルタントの野崎 篤志講師にご講演いただきました。今回の定例会も新型コロナウイルスの影響でZOOMでの開催となりましたが、多くの会員が参加し盛況となりました。

野崎講師は、株式会社イーパテント代表取締役社長で、知財業界では著名な方であり、本の執筆やYouTube配信を通じて、特許の検索・調査および特許分析等のノウハウを発信されております。

今回の講演では、特許情報を活用して、顧客がもつ技術を把握し、その技術はどんな用途に活用できるか、そして顧客がどのような会社と協業できるか等を調査する方法を教えていただきました。無料で活用できる有用な手法をライブで披露して頂き、非常に有意義な講演でした。

■はじめに

まずは、小野会員より、技術動向調査の題材となる架空事例の紹介(余裕資金がないが、画期的な技術をもっており、新商品開発・受託先開拓を実現し下請け体質脱却を目指したい会社)がありました。

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そして、

  • 戦略的基盤技術高度化支援事業
  • 知的財産の基本知識
  • 大企業との協業リスク
  • 契約関連(秘密保持契約・共同研究契約等)

等の説明をいただきました。その中で、具体的な技術・ノウハウの開示やトライアル等が行われる場合には、秘密保持契約だけではなく、状況に応じた共同開発契約書、開発委託契約書、製造委託契約書等の締結が重要なこと、また、各契約書を締結する場合の注意点の説明もいただきました。以下のような有用な情報の紹介もありました。

  • 中小企業経営者のための知的財産マニュアル(東京都知的財産総合センター)
  • 製造業者のノウハウ・知的財産権を対象とした優越的地位の濫用行為等に関する実態調査報告書
  • 知的財産取引検討会(第4回)配布資料

後半は、野崎先生による「この技術はどんな用途に使えるのか、協業企業はどうやって探したらよいのか」、特許情報の活用の説明です。

■特許の検索・分析の前に

まずは、様々な情報源のある中、特許情報から分かることについての説明をいただきました。特許情報は権利情報だけでなく、技術情報及び経営情報などの情報も把握できるとのことで、中小企業診断士として知っておいて損はないスキルかと思いました。

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また、特許の検索・分析の前に、分析テーマの技術情報や周辺動向(マーケット情報)を最初に収集することも有益とのことで、以下のようなサイトを紹介いただきました。

技術情報

 CiNii (https://ci.nii.ac.jp/

 J-Stage (https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/

 GoogleScholar (https://scholar.google.com/)

マーケット情報

 官公庁の資料の検索(google検索tips として、「site:go.jp」、「filetype:pdf」の利用)

 官公庁や様々な機関からの無料情報(Keizaireport.com [http://www3.keizaireport.com/])

そして、特許情報の検索・分析に入ります。まずは、技術をキーワードに、関連しそうな特許の集合(母集団)を作り、そこから統計解析をして、どのような会社が、どの分野で、どのような用途でその技術を活用しているかを調査していきます。このとき、母集団が重要で、よい母集団を作成できていないと、その後、よい分析をしてもよい結果が得られないことを説明いただきました。母集団の指標として、適合率(精度)と再現率があり、それらの指標について、アメリカ海軍の話や魚釣りの話等の例えでわかりやすく説明をいただきました。この母集団の話は、特許情報の分析だけでなく、アンケート調査など、様々な統計分析でもあてはまるため、押さえておくべき情報かと思います。

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■J-PlatPatを利用した、特許情報の検索・分析について

いよいよ、実際に、J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/)を利用した特許情報の検索・分析です。

ここからは、実際にライブで「抗菌」をキーワードに、検索・分析していきます。最初に

  • 検索キーワードから、キーワードに関連した同義語を調査
  • 関連のありそうな特許の技術分類(FI)を選定

を行い、キーワード(および同義語)と特許の技術分類(FI)から、母集団を作成します。さらに、出願日の日付指定で、期間(今回は直近10年間)で母集団を絞っていきます。ここからエクセルに出力するのですが、CSV出力は件数制限があるとのことで、ページを範囲指定コピーしてエクセルに貼り付け(貼り付けオプションで貼り付け先の書式に合わせる)するというtipsをいただきました。その後、出願年とFIの値でテーブルを作成し、ピボットテーブルを利用して分析していきました。

まずは、縦軸を会社名、横軸を出願年として、直近出願しているかのアクティビティの推移を表示させます。そのとき、条件付き書式のカラースケールを利用して、視覚的に見やすくしていきます。

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さらに、縦軸を会社名、横軸をFIの値として、どの会社がどの技術分野で特許出願しているかを把握していきます。ここから、特許出願件数の推移や、どの会社がアクティブに特許出願をしているか、どういった分野で活用しているか等を分析して、協業先となりそうな会社を絞っていきました。

絞られたデータから、適合しそうな会社を見つけ出すためには、分析テーマに関する技術情報やマーケット情報に対する知見も重要になってきます。野崎講師が次々と「抗菌」に関連した技術や会社をピックアップするライブ感は大変興味深いものでした。

■テキストマイニング

株式会社ユーザーローカルが運営しているサイト(https://textmining.userlocal.jp/)を紹介いただきました。ここでは、テキストマイニングの技術を使ってキーワード同士の関係性やキーワードの出現率の解析が行えます。今回は、先ほどの母集団での「発明の名称」のキーワードをすべて入力してテキストマイニングしてみました。また、

  • 名詞だけで抽出する 
    → みやすくなり、想定していないキーワードを抽出できる
  • 「2つの文章も比較」を利用し、前半5年 と 後半5年の「発明の名称」のキーワード比較する
    → 直近で出現しているキーワードの傾向がわかる

等のノウハウを説明いただきました。

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■質疑応答

「特許の件数だと、大企業の出願が目立ってしまうが、ベンチャーやスタートアップの企業を探し出すとしたらどうしたらよいか」という小野会員からの質問がありました。ベンチャーやスタートアップの企業の抽出は難しいので、

  1. 前半に説明いただいたマーケットレポート分析等を最初に行い、注目ベンチャーの情報をあらかじめ集めておく。
  2. ベンチャーやスタートアップの会社の特許数は直近の比率が高くなる傾向があるため、期間全体の特許数と直近数年間の特許数の比率をとる(例えば2018年以降の特許数 の比率が過去10年分の特許数と比較してどれくらいかの比率か等)。

等、普段から実践しているからこそ即答できるノウハウを提供いただきました。

■まとめ

今回の講演では、無料でできる技術動向調査・分析手法のノウハウを説明いただきました。今回の講演だけですぐに特許の技術動向調査・分析ができることは難しいかと思いますが、分析の手法、分析結果の可視化の考え方、結果から提言の導き方等を、サイト情報やエクセルの使い方だけでなく、考え方も交えて説明していただきましたので、特許調査・分析の感触はつかめたかと思います。

今回の講義で興味をもった方は、上記参考資料や野崎講師のYouTube動画を視聴することで、さらに深く知識を得ることができると思います。 説明していただいた様々なサイトやエクセルの使い方は、特許調査・分析だけでなく、各自の様々な業務に活用できる応用範囲の広い内容かと思います。短い時間でしたが、多くの刺激を得られたご講演となりました。

以上。

開催案内:2020年11月度定例会

政策研11月度定例会を下記の通り開催致しますので、ご案内致します。新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、今回もオンラインにより開催致します。

<2020年11月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】 2020年11月17日(火) 19:00-21:00(18:50開場)

【場 所】 ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加予定の方に別途ご連絡します)

【テーマ】 『累計申込者数800名超 ずるいデザイン講座』

【講 師】 赤田彩乃会員

【内 容】 学校教育で、図工や美術の授業はあっても、それは「芸術」に寄っており、「デザイン」を学ぶ機会は、その道に進まない限りほぼありません。

診断士のアウトプットは基本的には「書面」です。

もちろん中身が最重要ですが、実際にはクライアントは中身を理解する前に、まず「見た目」で、アウトプットに対し好印象・悪印象を持ちます。

今回は、デザイナーではない赤田会員より、前職で学んだノウハウをもとに、明日から使える「ずるいデザイン」を伝授頂きます。

 

■懇親会

終了後にオンライン懇親会の開催を検討しています。開催方法は参加予定の方に別途ご連絡します。

 

■新規入会希望者の見学および入会手続き

新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、下記問い合わせまでご連絡ください。
※定例会の見学参加費は無料です。

サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com

開催案内:2020年10月度定例会

政策研10月度定例会を下記の通り開催致しますので、ご案内致します。新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、今回もオンラインにより開催致します。

<2020年10月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】 2020年10月25日(日) 14:30-16:30

【場 所】 ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加予定の方に別途ご連絡)

【テーマ】 「無料でできる!技術動向調査 ~特許から探る中小企業の技術売り込み戦略~」

【講 師】 知財情報コンサルタント 野崎 篤志先生、 小野 貴久会員

【内 容】 ものづくり大国日本を支える中小企業およびスタートアップ・ベンチャー企業にとっては”技術”が最重要の経営資源です。
診断士として経営助言をする場合、顧客の持つ”技術”がどのようなものか把握し、その活用先について顧客を超えた卓見性を示すことができれば信頼されること間違いなしです。
しかし、専門家でない診断士が”技術”を理解することは難しいです。そこで本企画では、誰でも無料で活用できる「特許情報を使い、エクセルで、技術動向を調査する方法」をお伝えします。

当日は、最初に小野会員より、
(0) とある中小企業の新製品開発企画(架空事例紹介)
(1) 知的財産って何?どんな役に立つの?(基本のおさらい)
(2) 中小企業が大企業と協業する際の、診断士の助言ポイントとは?
(3) 協業がポイント「戦略的基盤技術高度化支援事業」の紹介
(4) 協業先を見つけるにはどうしたらいいの?(野崎先生へのつなぎ)

以上を30分程度ご紹介頂いた後、知財情報コンサルタントの野崎篤志先生(外部講師)に、特許調査の概要の説明と実演を行っていただきます(1時間10分程度)。

知的財産、特許調査、というと”難しい”、”関係ない”と敬遠されてしまうかもしれませんが、診断士の皆さんが興味を持てる”設定”と”関連情報”を盛り込み、さらに外注したら100万はかかる特許調査が無料でできるノウハウを惜しげもなく公開いただきます。是非、ご参加いただけますようお願いいたします!

■懇親会
 今回は開催致しません。

■新規入会希望者の見学および入会手続き
新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、下記問い合わせまでご連絡ください。
※定例会の見学参加費は無料です。

サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com

活動報告:2020年9月度定例会

9月度定例会は岩本会員の企画として「事業の再生と承継~「特定調停」 「事業再建ADR」~」というテーマで弁護士の堂野達之講師にご講義いただきました。
堂野講師は「日本弁護士連合会 中小企業法律支援センター事務局次長」・「企業再建・承継コンサルタント協同組合 企業再建ADR法律顧問」として活躍されていらっしゃいます。
今回の定例会も新型コロナウイルスの影響でZOOMでの開催となりましたが、多くの会員が参加し盛況となりました。

近年、中小企業では経営者(オーナー社長)の高齢化や経営環境の変化により、後継者への承継や事業の譲渡が問題になっています。
会社には資産超過の会社と債務超過の会社が存在します。その中でも債務超過の会社においては、事業譲渡で承継をすることになります。
今回の定例会では、債務超過に陥っている企業が、事業の再生と承継を確実に進めるために、金融機関に対してどう働きかけを行っていくべきかについて紹介いただきました。

事業承継の類型
事業承継の類型は、狭義では「親族内承継」・「企業内承継」があり、広義では「第三者承継(M&A)」が含まれます。
しかし、後継者や事業の譲渡先が見つからない時は「廃業」になるということでした。

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事業の承継と再生
会社には資産超過の会社と、債務の完済が困難な債務超過の会社があります。
債務超過に陥っている中小企業の承継に際しては、事業を譲渡するか破産・特別清算をするか選ぶ必要があります。
コロナ禍前では、貸付条件変更(リスケジュール)を行っている事業者が全国で30~40万社あると推測されるとのことです。
現在はコロナの影響でリスケジュールの申請が通りやすい状況が続いていますが、今後は融資打ち切りの選別が始まる可能性があるということでした。
そのため、コロナ禍以降の経営においては、事業の再生と承継を考える経営者が増えていく傾向にあるということです。

経営が苦しい会社は「赤字体質である」・「負債が過大である」という問題をかかえています。
負債には経営者個人の連帯保証債務が発生するため、後継者候補が連帯保証を理由に承継を拒否するケースが多いそうです。
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事業の再生のためには、「金融機関に対する返済を見直すこと」と「事業の収益力を回復すること」が必要です。
本業の収益力で負債を完済することが理想ではありますが、負債が過大な場合の選択肢として「債務免除」があります。
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会社が再生モードに入ったらリスケジュールと経営改善により経営状況を抜本的に良くします。
債務完済の目処が経てば、金融機関との合意により長期の分割返済を行います。
債務完済が困難だとわかったら、債務免除を選択することになります。

経営改善
コロナ禍の資金繰り対策における3つのポイントを説明していただきました。
1, 資金面での現状を把握する
2, 支出(キャッシュアウト)を抑える
3, 入金(キャッシュイン)を増やす

対金融機関の具体的な対応策1
債務免除をしない場合の金融機関への対策方法として、リスケジュールがあります。
元本の返済猶予をもらい、その間に経営体質を改善するのが基本です。

注意点として、リスケジュールを受けると新規融資を受けられなくなります(コロナ対応の融資は別です)。
一方でハードル自体は低いため、現在では申請をすればほぼ応じてもらえるとのことです。

リスケジュールの結果、経営体質が改善できたら長期の分割返済を行います。
目処としては10~15年間で債務を完済します。

対金融機関の具体的な対応策2 債務の一部免除
次に債務免除についてです。
利益は出せるが、負債が過大で事業承継の障害になるときなどは債務免除を検討するべきです。
これは全ての金融機関の同意が必要になります。

債務免除について特定調停と企業再建ADRについて説明いただきました。
「特定調停」
裁判所の下で調停委員が間に入って借主と貸主の協議を進め、企業再生を支援する制度
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「企業再建ADR」
裁判外で中立公正な手続実施者が手続きを主宰する。
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まとめ
今回の定例会では、企業の再生と承継は車の両輪であり、両方を確実に実施する意味についてお話しいただきました。
再生においては、事業の収益力を向上することがもっとも大切。しかし金融機関への債務が過大な負担になっている場合にはリスケジュールなどの手段で負担を減らし、本業の収益力を回復することに力を注ぐことで経営を安定させることが大切だということを説明いただきました。

以上

開催案内:2020年9月度定例会

中小企業政策研究会9月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。

新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、幹事会の決定により今回もオンラインにより開催致します。

■定例会 

【日 時】 2020927() 14:30-16:30

【場 所】  ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加希望者へ後日ご案内します)

【テーマ】 大半の中小企業の事業承継の第一歩は事業再生! ~必須知識として「特定調停」 「事業再建ADR」を学ぶ~

【講 師】 堂野 達之 氏 
弁護士 日本弁護士連合会 中小企業法律支援センター事務局次長
企業再建・承継コンサルタント協同組合 企業再建ADR法律顧問

【内 容】

中小企業庁によると「今後10年間に70歳を超える中小企業、小規模企業の社長は245万人。このうち127万人は後継者未定2025年頃までに累計650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる恐れがある」とのことです。事業再生のメドが立てば、経営者は事業承継を推進します。逆に言えばメドが立たないから事業承継は進まないのです。

どうすれば事業再生出来るのか? 

債務整理を伴う再生案件への対応方法として「特定調停」「企業再建ADR」を活用しようとする企業が増えています。(最下部の用語説明を参照ください)

「特定調停」 「企業再建ADR」を理解し、中小企業診断士として事業再生⇒事業承継を推進することが、より一層できるようになることが必要です。「特定調停」や「事業再建ADR」を理解し、それらを活用した事業再生⇒事業承継の成功事例や手法の理解は必須だと思います。

弁護士業界で特定調停を活用した事業再生の第一人者でもある堂野先生を講師に迎えて、勉強したいと思います。

Wikipediaによると以下の通り

特定調停:特定調停とは、借金の返済が滞りつつある借主について、裁判所が、借主と貸主その他の利害関係人(保証人など)との話し合いを仲介し、返済条件の軽減等の合意が成立するよう働き掛け、借主が経済的に立ち直れるよう支援する手続である。

 

ADR:裁判外紛争解決手続(さいばんがいふんそうかいけつてつづき、英語: Alternative Dispute Resolution; ADR)とは、訴訟手続によらない紛争解決方法を広く指すもの。紛争解決の手続きとしては、「当事者間による交渉」と、「裁判所による法律に基づいた裁断」との中間に位置する。

ADRは相手が合意しなければ行うことはできないが、紛争解決方法としては、あくまで双方の合意による解決を目指すものと、仲裁のように、第三者によって法的判断が示されるものとに大別される。

■懇親会 

 今回は開催致しません。 

■新規入会希望者の見学

新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、政策研ホームページ、および下記《こくちーず》 の登録をご紹介いただきますようお願い致します。

【見学申し込み方法】 《こくちーず》よりお申込みください。
  [PC/スマホ/携帯電話共通https://kokucheese.com/event/index/601475/
※定例会の見学参加費は無料です。

本内容に関する問い合わせ先
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

 

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