私達は企業の未来をアシストする中小企業診断士のプロ集団です。

活動報告:2020年11月度定例会

11月度定例会は、『累計申込者数800名超 ずるいデザイン講座』と題し、赤田彩乃会員よりご講演いただきました。今回の定例会も新型コロナウイルスの影響でZOOMでの開催となりましたが、多くの会員が参加し盛況となりました。

学校教育で、図工や美術の授業はあっても、それは「芸術」に寄っており、「デザイン」を学ぶ機会は、その道に進まない限りほぼありません。

診断士のアウトプットは基本的には「書面」です。
もちろん中身が最重要ですが、実際にはクライアントは中身を理解する前に、まず「見た目」で、アウトプットに対し好印象・悪印象を持ちます。

今回は、デザイナーではない赤田会員より、前職で学んだノウハウをもとに、明日から使える「ずるいデザイン」を伝授頂きました。(時間の都合上、色とレイアウトを中心としたショートバージョンとなりました)

【はじめに】「ずるいデザイン」が生まれた経緯

講師は、前職(自治体向けコンサルタント)を通じて、自治体向けに作成した膨大な報告書、計画書等の資料を住民向けのリーフレット等概要版として1枚に取り纏めることを経験しました。その実践の中で培ってきたデザインスキルを体系的に整理し、「ずるいデザイン」として整理されました。
「ずるいデザイン」に必要なのは、センスではなくルールであり

  • デザインの素養が無い方でも取り入れやすいこと
  • 意識することでデザインのレベルがぐっと上がること(コンスタントに60点(合格点)が取れる)
  • 時間をかけずに仕上げられること(時短)

の特徴があります。

【ずるいデザイン~色編】

色が多すぎるとどこに着目してよいのかわからない状態になり、そして乱雑な印象を与えてしまうことがあること。一方、色が少なすぎても、どこに着目してよいのかわからない状態になってしまい、分かりにくい資料となってしまうこと。また、実際の手間は大してして変わらないが、色が少ないと資料に手抜き感を感じてしまうこと、そのため色を適切に絞り込む必要があることをご説明いただきました。
上記の理由としては、

  • 人は色によって情報の重要さを判断している。
  • 色が適切に効果を発揮するには適切な色数があり、絞ることで集中して見ることが出来る。

とのことでした。

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◎基本色の設定

まずは、基本色の設定を行うこと。基本色を設定する際は、伝えたいメッセージに合わせることが重要です。参加者に色の持つイメージを理解してもらうため、食品会社や建設会社のロゴやティファニーブルーの例などを用いて分かりやすくご説明いただきました。

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※食品メーカーのロゴは「赤」、建設会社のロゴは「青」が多い。食品メーカーは、赤を中心とした暖色系の色を利用し食欲を増進させる一方、建設会社は、青が持つ理性的、真面目なイメージを利用してまじめさ・実直さ・冷静さを演出している。

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同じ色相でもトーン(明るさ、鮮やかさの度合い)によりイメージが変わることも事例を提示しながらご紹介いただきました。

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※文字色やサイズが一緒でも印象はだいぶ違う。診断士として顧客に伝えたいイメージ(明るい、安心感、生き生きとしたなど)を決めて、イメージに合う色(色相、彩度、明度)を決める。

次に、基本色を利用した配色方法をご説明いただきました。方法としては、

  • 設定した基本色と同じ色相でグラデーションを作ること。つまり、明度と彩度で色に変化をつける。
    →色相が固定されているため、色同士でケンカしない(数は4~5色で十分、必要以上に増やさない)
  • モノクロ(白・グレー)を利用すること。
    →グレーは、他の色を邪魔しない色で、使い勝手が良い。文字の色やオブジェクトの塗りつぶし、画像の枠線などに利用。文字色は「ほぼ黒に見える濃いグレー」がおすすめ。メッセージ性の強い黒はむやみに使わないこと。(黒を使う時は、黒でなければならない時のみに限定する)

また、色が足りない時は基本色と互いに引き立てあう補色を利用すること、補色も明度・彩度を調整して利用すること、資料を落ち着かせたければ、補色は使っても少量に抑えること、複数の色相からなる色を使う時には、予め使い分けのルールを決めることをご説明いただきました。補色以外の色彩調和があることもご紹介がありましたが、講座の「ずるい」というコンセプトから、あえて多くの選択肢を提示しないようにしているとのことでした。

加えて、少ない色で資料を作成するポイントをご紹介いただきました。

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なお、色遣いについて、実務上よくやる方法として、取引先のHPや商品パッケージ等の色遣いを参考にする方法もご紹介いただきました。

【ずるいデザイン~レイアウト編】

レイアウトの基本は、余白を適切に利用することです。単に余白と言っても色々あり、紙面に対する余白、図やオブジェクト間の余白、オブジェクト内の余白があり、オブジェクトを揃えると綺麗に見えること、そして余白を整えることで計算された余白に見えることをご説明いただきました。また、わかりやすい資料とするために、情報の関連の度合いを見た目で調整する方法をクイズを交えてご説明いただきました。

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さらに、情報の階層や重要度を文字の大きさや色、太さ、背景、余白の取り方で示す方法、レイアウトや色で視線を誘導させること等、明日から使えるテクニックが満載でした。最後にずるいデザイン「レイアウト」まとめとして下記ポイントをご説明いただきました。

  • 適切な余白をとること。
  • 要素をそろえて配置すること。
  • 情報のかたまりを意識して近接させること。
  • 情報の階層や重要度に合わせて階層化。文字の大きさ、色、太さ、背景で調整すること。
    →パワーポイントでは、「配置」機能を使うと便利!

本講義は診断士を対象としていることから、通常の講義に追加して色について補足説明をいただきました。我々診断士にとって専門家と経営者の橋渡しは重要な役割の一つです。デザインの専門家と色について正確にやり取りできるようになることもそれに含まれるとの考えから、色の三要素、色相、彩度、明度の概念について分かりやすくご説明いただきました。

以上

 

活動報告:2020年10月度定例会

10月度定例会は、「無料でできる!技術動向調査 ~特許から探る中小企業の技術売り込み戦略~」というテーマで、小野 貴久会員、および、知財情報コンサルタントの野崎 篤志講師にご講演いただきました。今回の定例会も新型コロナウイルスの影響でZOOMでの開催となりましたが、多くの会員が参加し盛況となりました。

野崎講師は、株式会社イーパテント代表取締役社長で、知財業界では著名な方であり、本の執筆やYouTube配信を通じて、特許の検索・調査および特許分析等のノウハウを発信されております。

今回の講演では、特許情報を活用して、顧客がもつ技術を把握し、その技術はどんな用途に活用できるか、そして顧客がどのような会社と協業できるか等を調査する方法を教えていただきました。無料で活用できる有用な手法をライブで披露して頂き、非常に有意義な講演でした。

■はじめに

まずは、小野会員より、技術動向調査の題材となる架空事例の紹介(余裕資金がないが、画期的な技術をもっており、新商品開発・受託先開拓を実現し下請け体質脱却を目指したい会社)がありました。

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そして、

  • 戦略的基盤技術高度化支援事業
  • 知的財産の基本知識
  • 大企業との協業リスク
  • 契約関連(秘密保持契約・共同研究契約等)

等の説明をいただきました。その中で、具体的な技術・ノウハウの開示やトライアル等が行われる場合には、秘密保持契約だけではなく、状況に応じた共同開発契約書、開発委託契約書、製造委託契約書等の締結が重要なこと、また、各契約書を締結する場合の注意点の説明もいただきました。以下のような有用な情報の紹介もありました。

  • 中小企業経営者のための知的財産マニュアル(東京都知的財産総合センター)
  • 製造業者のノウハウ・知的財産権を対象とした優越的地位の濫用行為等に関する実態調査報告書
  • 知的財産取引検討会(第4回)配布資料

後半は、野崎先生による「この技術はどんな用途に使えるのか、協業企業はどうやって探したらよいのか」、特許情報の活用の説明です。

■特許の検索・分析の前に

まずは、様々な情報源のある中、特許情報から分かることについての説明をいただきました。特許情報は権利情報だけでなく、技術情報及び経営情報などの情報も把握できるとのことで、中小企業診断士として知っておいて損はないスキルかと思いました。

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また、特許の検索・分析の前に、分析テーマの技術情報や周辺動向(マーケット情報)を最初に収集することも有益とのことで、以下のようなサイトを紹介いただきました。

技術情報

 CiNii (https://ci.nii.ac.jp/

 J-Stage (https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja/

 GoogleScholar (https://scholar.google.com/)

マーケット情報

 官公庁の資料の検索(google検索tips として、「site:go.jp」、「filetype:pdf」の利用)

 官公庁や様々な機関からの無料情報(Keizaireport.com [http://www3.keizaireport.com/])

そして、特許情報の検索・分析に入ります。まずは、技術をキーワードに、関連しそうな特許の集合(母集団)を作り、そこから統計解析をして、どのような会社が、どの分野で、どのような用途でその技術を活用しているかを調査していきます。このとき、母集団が重要で、よい母集団を作成できていないと、その後、よい分析をしてもよい結果が得られないことを説明いただきました。母集団の指標として、適合率(精度)と再現率があり、それらの指標について、アメリカ海軍の話や魚釣りの話等の例えでわかりやすく説明をいただきました。この母集団の話は、特許情報の分析だけでなく、アンケート調査など、様々な統計分析でもあてはまるため、押さえておくべき情報かと思います。

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■J-PlatPatを利用した、特許情報の検索・分析について

いよいよ、実際に、J-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/)を利用した特許情報の検索・分析です。

ここからは、実際にライブで「抗菌」をキーワードに、検索・分析していきます。最初に

  • 検索キーワードから、キーワードに関連した同義語を調査
  • 関連のありそうな特許の技術分類(FI)を選定

を行い、キーワード(および同義語)と特許の技術分類(FI)から、母集団を作成します。さらに、出願日の日付指定で、期間(今回は直近10年間)で母集団を絞っていきます。ここからエクセルに出力するのですが、CSV出力は件数制限があるとのことで、ページを範囲指定コピーしてエクセルに貼り付け(貼り付けオプションで貼り付け先の書式に合わせる)するというtipsをいただきました。その後、出願年とFIの値でテーブルを作成し、ピボットテーブルを利用して分析していきました。

まずは、縦軸を会社名、横軸を出願年として、直近出願しているかのアクティビティの推移を表示させます。そのとき、条件付き書式のカラースケールを利用して、視覚的に見やすくしていきます。

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さらに、縦軸を会社名、横軸をFIの値として、どの会社がどの技術分野で特許出願しているかを把握していきます。ここから、特許出願件数の推移や、どの会社がアクティブに特許出願をしているか、どういった分野で活用しているか等を分析して、協業先となりそうな会社を絞っていきました。

絞られたデータから、適合しそうな会社を見つけ出すためには、分析テーマに関する技術情報やマーケット情報に対する知見も重要になってきます。野崎講師が次々と「抗菌」に関連した技術や会社をピックアップするライブ感は大変興味深いものでした。

■テキストマイニング

株式会社ユーザーローカルが運営しているサイト(https://textmining.userlocal.jp/)を紹介いただきました。ここでは、テキストマイニングの技術を使ってキーワード同士の関係性やキーワードの出現率の解析が行えます。今回は、先ほどの母集団での「発明の名称」のキーワードをすべて入力してテキストマイニングしてみました。また、

  • 名詞だけで抽出する 
    → みやすくなり、想定していないキーワードを抽出できる
  • 「2つの文章も比較」を利用し、前半5年 と 後半5年の「発明の名称」のキーワード比較する
    → 直近で出現しているキーワードの傾向がわかる

等のノウハウを説明いただきました。

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■質疑応答

「特許の件数だと、大企業の出願が目立ってしまうが、ベンチャーやスタートアップの企業を探し出すとしたらどうしたらよいか」という小野会員からの質問がありました。ベンチャーやスタートアップの企業の抽出は難しいので、

  1. 前半に説明いただいたマーケットレポート分析等を最初に行い、注目ベンチャーの情報をあらかじめ集めておく。
  2. ベンチャーやスタートアップの会社の特許数は直近の比率が高くなる傾向があるため、期間全体の特許数と直近数年間の特許数の比率をとる(例えば2018年以降の特許数 の比率が過去10年分の特許数と比較してどれくらいかの比率か等)。

等、普段から実践しているからこそ即答できるノウハウを提供いただきました。

■まとめ

今回の講演では、無料でできる技術動向調査・分析手法のノウハウを説明いただきました。今回の講演だけですぐに特許の技術動向調査・分析ができることは難しいかと思いますが、分析の手法、分析結果の可視化の考え方、結果から提言の導き方等を、サイト情報やエクセルの使い方だけでなく、考え方も交えて説明していただきましたので、特許調査・分析の感触はつかめたかと思います。

今回の講義で興味をもった方は、上記参考資料や野崎講師のYouTube動画を視聴することで、さらに深く知識を得ることができると思います。 説明していただいた様々なサイトやエクセルの使い方は、特許調査・分析だけでなく、各自の様々な業務に活用できる応用範囲の広い内容かと思います。短い時間でしたが、多くの刺激を得られたご講演となりました。

以上。

開催案内:2020年11月度定例会

政策研11月度定例会を下記の通り開催致しますので、ご案内致します。新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、今回もオンラインにより開催致します。

<2020年11月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】 2020年11月17日(火) 19:00-21:00(18:50開場)

【場 所】 ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加予定の方に別途ご連絡します)

【テーマ】 『累計申込者数800名超 ずるいデザイン講座』

【講 師】 赤田彩乃会員

【内 容】 学校教育で、図工や美術の授業はあっても、それは「芸術」に寄っており、「デザイン」を学ぶ機会は、その道に進まない限りほぼありません。

診断士のアウトプットは基本的には「書面」です。

もちろん中身が最重要ですが、実際にはクライアントは中身を理解する前に、まず「見た目」で、アウトプットに対し好印象・悪印象を持ちます。

今回は、デザイナーではない赤田会員より、前職で学んだノウハウをもとに、明日から使える「ずるいデザイン」を伝授頂きます。

 

■懇親会

終了後にオンライン懇親会の開催を検討しています。開催方法は参加予定の方に別途ご連絡します。

 

■新規入会希望者の見学および入会手続き

新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、下記問い合わせまでご連絡ください。
※定例会の見学参加費は無料です。

サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com

開催案内:2020年10月度定例会

政策研10月度定例会を下記の通り開催致しますので、ご案内致します。新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、今回もオンラインにより開催致します。

<2020年10月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】 2020年10月25日(日) 14:30-16:30

【場 所】 ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加予定の方に別途ご連絡)

【テーマ】 「無料でできる!技術動向調査 ~特許から探る中小企業の技術売り込み戦略~」

【講 師】 知財情報コンサルタント 野崎 篤志先生、 小野 貴久会員

【内 容】 ものづくり大国日本を支える中小企業およびスタートアップ・ベンチャー企業にとっては”技術”が最重要の経営資源です。
診断士として経営助言をする場合、顧客の持つ”技術”がどのようなものか把握し、その活用先について顧客を超えた卓見性を示すことができれば信頼されること間違いなしです。
しかし、専門家でない診断士が”技術”を理解することは難しいです。そこで本企画では、誰でも無料で活用できる「特許情報を使い、エクセルで、技術動向を調査する方法」をお伝えします。

当日は、最初に小野会員より、
(0) とある中小企業の新製品開発企画(架空事例紹介)
(1) 知的財産って何?どんな役に立つの?(基本のおさらい)
(2) 中小企業が大企業と協業する際の、診断士の助言ポイントとは?
(3) 協業がポイント「戦略的基盤技術高度化支援事業」の紹介
(4) 協業先を見つけるにはどうしたらいいの?(野崎先生へのつなぎ)

以上を30分程度ご紹介頂いた後、知財情報コンサルタントの野崎篤志先生(外部講師)に、特許調査の概要の説明と実演を行っていただきます(1時間10分程度)。

知的財産、特許調査、というと”難しい”、”関係ない”と敬遠されてしまうかもしれませんが、診断士の皆さんが興味を持てる”設定”と”関連情報”を盛り込み、さらに外注したら100万はかかる特許調査が無料でできるノウハウを惜しげもなく公開いただきます。是非、ご参加いただけますようお願いいたします!

■懇親会
 今回は開催致しません。

■新規入会希望者の見学および入会手続き
新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、下記問い合わせまでご連絡ください。
※定例会の見学参加費は無料です。

サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com

活動報告:2020年9月度定例会

9月度定例会は岩本会員の企画として「事業の再生と承継~「特定調停」 「事業再建ADR」~」というテーマで弁護士の堂野達之講師にご講義いただきました。
堂野講師は「日本弁護士連合会 中小企業法律支援センター事務局次長」・「企業再建・承継コンサルタント協同組合 企業再建ADR法律顧問」として活躍されていらっしゃいます。
今回の定例会も新型コロナウイルスの影響でZOOMでの開催となりましたが、多くの会員が参加し盛況となりました。

近年、中小企業では経営者(オーナー社長)の高齢化や経営環境の変化により、後継者への承継や事業の譲渡が問題になっています。
会社には資産超過の会社と債務超過の会社が存在します。その中でも債務超過の会社においては、事業譲渡で承継をすることになります。
今回の定例会では、債務超過に陥っている企業が、事業の再生と承継を確実に進めるために、金融機関に対してどう働きかけを行っていくべきかについて紹介いただきました。

事業承継の類型
事業承継の類型は、狭義では「親族内承継」・「企業内承継」があり、広義では「第三者承継(M&A)」が含まれます。
しかし、後継者や事業の譲渡先が見つからない時は「廃業」になるということでした。

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事業の承継と再生
会社には資産超過の会社と、債務の完済が困難な債務超過の会社があります。
債務超過に陥っている中小企業の承継に際しては、事業を譲渡するか破産・特別清算をするか選ぶ必要があります。
コロナ禍前では、貸付条件変更(リスケジュール)を行っている事業者が全国で30~40万社あると推測されるとのことです。
現在はコロナの影響でリスケジュールの申請が通りやすい状況が続いていますが、今後は融資打ち切りの選別が始まる可能性があるということでした。
そのため、コロナ禍以降の経営においては、事業の再生と承継を考える経営者が増えていく傾向にあるということです。

経営が苦しい会社は「赤字体質である」・「負債が過大である」という問題をかかえています。
負債には経営者個人の連帯保証債務が発生するため、後継者候補が連帯保証を理由に承継を拒否するケースが多いそうです。
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事業の再生のためには、「金融機関に対する返済を見直すこと」と「事業の収益力を回復すること」が必要です。
本業の収益力で負債を完済することが理想ではありますが、負債が過大な場合の選択肢として「債務免除」があります。
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会社が再生モードに入ったらリスケジュールと経営改善により経営状況を抜本的に良くします。
債務完済の目処が経てば、金融機関との合意により長期の分割返済を行います。
債務完済が困難だとわかったら、債務免除を選択することになります。

経営改善
コロナ禍の資金繰り対策における3つのポイントを説明していただきました。
1, 資金面での現状を把握する
2, 支出(キャッシュアウト)を抑える
3, 入金(キャッシュイン)を増やす

対金融機関の具体的な対応策1
債務免除をしない場合の金融機関への対策方法として、リスケジュールがあります。
元本の返済猶予をもらい、その間に経営体質を改善するのが基本です。

注意点として、リスケジュールを受けると新規融資を受けられなくなります(コロナ対応の融資は別です)。
一方でハードル自体は低いため、現在では申請をすればほぼ応じてもらえるとのことです。

リスケジュールの結果、経営体質が改善できたら長期の分割返済を行います。
目処としては10~15年間で債務を完済します。

対金融機関の具体的な対応策2 債務の一部免除
次に債務免除についてです。
利益は出せるが、負債が過大で事業承継の障害になるときなどは債務免除を検討するべきです。
これは全ての金融機関の同意が必要になります。

債務免除について特定調停と企業再建ADRについて説明いただきました。
「特定調停」
裁判所の下で調停委員が間に入って借主と貸主の協議を進め、企業再生を支援する制度
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「企業再建ADR」
裁判外で中立公正な手続実施者が手続きを主宰する。
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まとめ
今回の定例会では、企業の再生と承継は車の両輪であり、両方を確実に実施する意味についてお話しいただきました。
再生においては、事業の収益力を向上することがもっとも大切。しかし金融機関への債務が過大な負担になっている場合にはリスケジュールなどの手段で負担を減らし、本業の収益力を回復することに力を注ぐことで経営を安定させることが大切だということを説明いただきました。

以上

開催案内:2020年9月度定例会

中小企業政策研究会9月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。

新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、幹事会の決定により今回もオンラインにより開催致します。

■定例会 

【日 時】 2020927() 14:30-16:30

【場 所】  ZOOMによるオンライン開催(接続先は、参加希望者へ後日ご案内します)

【テーマ】 大半の中小企業の事業承継の第一歩は事業再生! ~必須知識として「特定調停」 「事業再建ADR」を学ぶ~

【講 師】 堂野 達之 氏 
弁護士 日本弁護士連合会 中小企業法律支援センター事務局次長
企業再建・承継コンサルタント協同組合 企業再建ADR法律顧問

【内 容】

中小企業庁によると「今後10年間に70歳を超える中小企業、小規模企業の社長は245万人。このうち127万人は後継者未定2025年頃までに累計650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる恐れがある」とのことです。事業再生のメドが立てば、経営者は事業承継を推進します。逆に言えばメドが立たないから事業承継は進まないのです。

どうすれば事業再生出来るのか? 

債務整理を伴う再生案件への対応方法として「特定調停」「企業再建ADR」を活用しようとする企業が増えています。(最下部の用語説明を参照ください)

「特定調停」 「企業再建ADR」を理解し、中小企業診断士として事業再生⇒事業承継を推進することが、より一層できるようになることが必要です。「特定調停」や「事業再建ADR」を理解し、それらを活用した事業再生⇒事業承継の成功事例や手法の理解は必須だと思います。

弁護士業界で特定調停を活用した事業再生の第一人者でもある堂野先生を講師に迎えて、勉強したいと思います。

Wikipediaによると以下の通り

特定調停:特定調停とは、借金の返済が滞りつつある借主について、裁判所が、借主と貸主その他の利害関係人(保証人など)との話し合いを仲介し、返済条件の軽減等の合意が成立するよう働き掛け、借主が経済的に立ち直れるよう支援する手続である。

 

ADR:裁判外紛争解決手続(さいばんがいふんそうかいけつてつづき、英語: Alternative Dispute Resolution; ADR)とは、訴訟手続によらない紛争解決方法を広く指すもの。紛争解決の手続きとしては、「当事者間による交渉」と、「裁判所による法律に基づいた裁断」との中間に位置する。

ADRは相手が合意しなければ行うことはできないが、紛争解決方法としては、あくまで双方の合意による解決を目指すものと、仲裁のように、第三者によって法的判断が示されるものとに大別される。

■懇親会 

 今回は開催致しません。 

■新規入会希望者の見学

新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、政策研ホームページ、および下記《こくちーず》 の登録をご紹介いただきますようお願い致します。

【見学申し込み方法】 《こくちーず》よりお申込みください。
  [PC/スマホ/携帯電話共通https://kokucheese.com/event/index/601475/
※定例会の見学参加費は無料です。

本内容に関する問い合わせ先
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

 

活動報告:2020年8月度定例会

8月度定例会は、「データサイエンティストになってみよう」というテーマで、山森直樹会員にご講演いただきました。 今回もZOOMによるオンライン開催となり、70名を超える参加者が集まりました。

山森会員は、情報工学を専門とし、研究所の企画部門に所属している企業内診断士です。

事前に参加者に配布された演習問題をつかって、鉛筆を手に問題を解きながら、データ分析のプロセスや考え方を理解するという内容でした。具体的かつ丁寧に構成された問題と座学と組み合わせることで、データサイエンティストになったつもりで、その思考過程を体験することができました。

 

■データサイエンティストとは

一般社団法人データサイエンティスト協会の定義するスキルセットや、データサイエンティストに期待される役割をご説明いただきました。データサイエンティストには、データサイエンス力、データエンジニアリング力、そしてビジネス力の3つが必要と言われています。

データを手にしたときに、解くべき課題とその背景を理解したうえで、どんなビジネス課題があるかを考える力こそが大切で、データを使ってビジネス課題の答えを導くというプロセスは、中小企業診断士の活動そのものともいえるという紹介がありました。

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■データサイエンティスト体験: 機械学習の考え方

ポテトチップスの値段と売上個数の関係性を考える演習を行いました。与えられたデータから規則性を見出し、その規則性にあてはめることで推定するという演習です。この場合、120円の場合は規則性から400個前後ということが容易に予測できますが、80円の場合には、データが十分でないため、予測することが難しいというご説明をいただきました。

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■データサイエンティスト体験: 回帰

与えられた世帯収入と、その世帯の食費や家族人数などのデータから、そのデータには含まれない世帯の世帯収入を予測するという演習でした。

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1.お題確認
予測の対象は何か、説明変数(目的を予測するためのデータ)は何かを確認します。
ここでは、予測の対象は世帯収入。 説明変数は、食費や教育費、所有携帯電話数などのデータとなります。

2.データを観察
各変数の大きい数値や小さい数値、欠損やイレギュラーをチェックします。
そしてイレギュラーと判断されたデータは予測に使わないようにします。たとえば、所有携帯電話数が200台、年齢が148歳といった数値をみつけた場合、それが適切なデータかどうか判断が必要です。適切に判断するには、お題の背景や課題を理解することと、そのドメインの専門知識が重要となることをご説明いただきました。

3.性質・関係性の把握
行方向でデータを見ることで、予測対象(世帯収入)に関係のある変数を探します。この例では、世帯収入と食費に関係がありそうなことを、散布図から見出すことができました。

4.予測
規則性が見つかれば、その規則に当てはめることで予測をすることができます。ここでは線形回帰モデルを使って予測できることを丁寧にご説明いただきました。

 

■データサイエンティスト体験: 判別

この事例では、年齢や趣味、性別、健康食品の購入頻度などの変数から、プレミアムビールの購入の有無を判別予測するという演習を行いました。

こちらのケースでは、前問とは異なる決定木の分析モデルに当てはめることで、複数の条件をIf -then のルールに置き換えて、順次判断していくという体験を行いました。

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■まとめ

今回の演習は、適切なモデルを選択することできれいな答えを導くことができるようにご用意いただいたものでしたが、実際のデータではそこまでうまくいかないことも多いと思います。それでも、「データサイエンティストがどういう思考過程で、仮説を立てて答えを示すかを多くの人に理解していただきたかった。 AIやITに直接関係性の少ない人にとっても、その考え方は役に立つのではないか、」と山森会員は解説されました。

開催案内:2020年8月度定例会

中小企業政策研究会8月度定例会の詳細をご案内させて頂きます。

新型コロナウィルスの感染が継続している状況を踏まえ、幹事会の決定により今回もオンラインにより開催致します。

■定例会

【日 時】 2020年8月18日(火) 19:30-21:30

【場 所】ZOOMによるオンライン開催(接続先は別途ご案内します)

【テーマ】 「データサイエンティストになってみよう」

【講 師】 山森直樹会員

【内 容】 

機械学習やAIという言葉は皆さん聞いたことがあると思います。
しかし、データサイエンティストや機械学習が具体的にどういう思考で行われているか説明することは難しいと思います。
データサイエンティストとは、データサイエンス力(情報処理、統計学など)、データエンジニアリング力(データを使える形にし、実装や運用する)をベースにデータから価値を創出し、ビジネス課題に答えを出すプロフェッショナルのことです。中小企業診断士の方がデータサイエンスやエンジニアリングをできる必要はありませんが、ビジネス力(課題や背景を理解した上でビジネス課題を整理する)を活かしてデータサイエンティストに繋ぐためのコーディネートが求められています。   

また、内閣府のAI白書2019では2025年に向けたAI戦略において、小学生からの教育整備に始まり、社会人のリカレント教育まで、年代別の数理リテラシー向上策が進められようとしています。
今回は、データサイエンティストになったつもりでデータ分析の問題を解いて頂き(何でそうなるか説明する)、データサイエンティストの思考過程を体験(違いを認識する)して頂きます。簡単な問題から回帰・判別までを取扱い、人間と機械の思考過程について体感・理解して頂けたら幸いです。
基本的には座学+問題演習+解説の繰り返しですので、参加者でのディスカッションなどはありません。
難しい内容は取り扱いません(義務教育範囲)ので、たまには紙と鉛筆を持ってちょっとした計算などしてみませんか。

■懇親会

終了後にオンライン懇親会の開催を検討しています。開催方法は後日お知らせします。

■新規入会希望者の見学

新規入会希望者の見学および入会手続きを受け付けております。政策研に興味のある方がいらっしゃいましたら、下記《こくちーず》 よりお申し込みください。

【見学申し込み方法】
  [PC/スマホ/携帯電話共通] https://kokucheese.com/event/index/599503/
※定例会の見学参加費は無料です。

本内容に関する問い合わせ先
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

活動報告:2020年7月度定例会

7月度定例会は、「WordPressでホームページを作ろう!」と題し、ZOOMによるオンラインにて村上会員にご講演いただきました。

今回は定例会参加の事前準備として、レンタルサーバの登録とWordPressのインストールを参加者各自で行うという課題が設けられていました。レンタルサーバの登録手順などは村上会員によるYouTube動画で詳しく解説されており、初心者でもわかりやすい内容となっておりました。

「WordPressでホームページを作ろう!」講座 第01回 レンタルサーバ(ロリポップ)でWordPressをインストール

今回のテーマは、WordPressとレンタルサーバ(ロリポップ)を利用したホームページ作成ですが、この他、サーバ込のサービスである「WIX」や「Jimdo」についてもご紹介いただきました。

村上会員は企業のIT化支援や、ホームページ、SNS活用といったWebマーケティング分野を得意とし、小規模事業者向けの集客やIT活用の支援でご活躍されています。

前半は事前課題であったレンタルサーバの登録手順の復習からWordPressの基礎的な設定方法、後半はWordPressのテーマの変更やプラグインの追加など応用的なカスタマイズ方法などをご解説いただきました。

参加者は講演を視聴しながら各自で実際に作業を行い、講演は参加者の進捗状況に合わせて丁寧に進めていただきました。

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■タイトルとキャッチフレーズの設定
タイトルはGoogleの検索結果やブラウザのタブに表示されるもので、ホームページ作成の上で最も重要です。社名(屋号)だけにするのではなく、地域・キャッチコピー・業態を組み合わせて検索されやすい(検索してほしい)ものにします。

■固定ページの作成
ホームページのメニューとなる固定ページを作成します。
Googleマップから地図の埋め込みや、作成した固定ページのメニューの順番を変更するなどのカスタマイズを行いました。

■ブログの投稿
アイキャッチ画像の設定方法や注意点、プラグインを使用した文字色の変更方法などをご解説いただきました。

■テーマの変更
WordPressには無料・有料あわせて数千種類以上のテーマがあり、業種などに応じてホームページの雰囲気を変えることができるようになっています。今回は「Lightning」という無料テーマをインストールして、トップページのスライドショー設定などテーマのカスタマイズ方法を学びました。

■ウィジェットの設定
「VK_PR Block」というプラグインを使用し、画像アイコンによるウィジェットを作成しました。

■その他プラグインなど
カラム設定による2段組みの投稿方法や、YouTube動画の埋め込み方、「Contact Form 7」というプラグインを使った問い合わせフォームの作成方法をご解説いただきました。

■アクセス解析
ホームページ内のページごとのアクセス状況などを分析することで、どのような記事が検索され興味を持たれるのかを知ることができます。

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■どんな情報発信をするか
「宣伝・広告・実績報告記事」を書くことで、自分を知ってもらうアピールとなり顧客からの信頼を獲得できます。
「ノウハウ記事」は集客に繋がるものであり、検索されることで自分のホームページに顧客を誘導し、内容に納得してもらいます。
「思いのある記事」は、自分の考え方や思いを伝えることで共感を得ることができます。

企業のホームページでは、「宣伝・広告・実績報告記事」に偏りがちですが、適宜「ノウハウ記事」や「思いのある記事」を織りまぜると、閲覧数アップに寄与するとのご説明をいただきました。

診断士としてホームページを作成し情報発信すれば新たなビジネスチャンスを得ることもできますし、中小企業のホームページ作成の支援もできるようになります。レンタルサーバのお試し期間中だけでもWordPressの設定に挑戦してみることを推奨していただきました。

■懇親会
定例会後はそのままオンラインによる懇親会を行いました。数人ごとのグループセッションに分かれて交流し、新たな人脈を形成する良い機会となりました。

以上。

活動報告:2020年6月度定例会

6月度定例会は、本年10月以降の定例会企画を決める選考会(コンペ)を実施しました。企画コンペでは、ネット投票による1次選抜を通過した上位10企画にプレゼンを行って頂き、定例会参加者による決選投票を行い、上位6企画を定例会での発表テーマとして採用とします。今回も、新型コロナウィルス感染拡大が続いている状況を踏まえ、前回に引き続きZOOMによるオンラインでの開催となりました。

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遠藤先生による開会の挨拶の後、コンペの発表がはじまりました。

■定例会企画選考会(コンペ)
コンペでは、事前のネット投票による1次選抜を通過した以下の10企画について、企画者よりプレゼンテーションが行われました。

No.1 経営実践企画 第1弾!~期間限定でお店をオープンしてみる(ワイン編)~
海野英介

No.2 「デザインあ」に学ぶデザインと発明の基本とクリエイティブ性
木下忠

No.3 「あなたにはつい話しちゃう」と言われるコンサルタントになるための傾聴技術
高橋光久

No.4 ”無料”でできる!技術動向調査 ~特許から探る中小企業の技術売り込み戦略~
小野貴久

No.5 Googleマイビジネスで支援先の新規顧客獲得を助ける
山口達也

No.6 「スマホでレッスン(講義)動画を作ろう!」
仲田俊一

No.7 人生が変わる! 【1冊30分で読む速読術】
川原茂樹

No.8 データサイエンティストになってみよう
山森直樹

No.9 いい発声は筋トレ必須!一生役立つ「声のしくみ」を学ぶ
夏原馨

No.10 After/withコロナ時代に重要なビジネスモデルの変革
日下部沙織、増渕健二、野江泰介、谷沢鷹続、酒井利之、浅野俊太、地引智美、木下忠

持ち時間である6分間を存分に使い、熱意のこもった素晴らしいプレゼンテーションが実施されました。終了後、本発表内容について、コンペ当日の参加者によりgoogle フォームによる投票が行われました。

集計は以下のルールに基づいて行われ、事前のネット投票とコンペ当日の投票を合算した点数で順位を競いました。
• コンペ当日の投票 :1位3点、2位2点、3位1点
• 事前のネット投票 :1位3点、2位2点、3位1点
今回は初めてのオンライン開催によるコンペでしたので、当日の結果速報はせず、後日投票結果の発表としました。

集計の結果、順位は以下の通りとなりました。1位から6位までの企画が、本年10月以降の定例会で発表される予定です。
1位 いい発声は筋トレ必須!一生役立つ「声のしくみ」を学ぶ
夏原馨

2位 After/withコロナ時代に重要なビジネスモデルの変革
日下部沙織、増渕健二、野江泰介、谷沢鷹続、酒井利之、浅野俊太、地引智美、木下忠

3位 人生が変わる! 【1冊30分で読む速読術】
川原茂樹

4位 「スマホでレッスン(講義)動画を作ろう!」
仲田俊一

5位 Googleマイビジネスで支援先の新規顧客獲得を助ける
山口達也

6位 ”無料”でできる!技術動向調査 ~特許から探る中小企業の技術売り込み戦略~
小野貴久

■年次総会
今年度は、コンペの5番目と6番目の間に、令和2年度中小企業政策研究会総会が開催されました。総会では、岩本統括幹事の開会のご挨拶の後、以下の報告事項、総会議案が報告されました。

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【報告事項1】会計報告
【報告事項2】会員状況とチーム状況について
【総会議案1】会則改正
【総会議案2】役員改選

会計報告については、沢田幹事より収支報告書に基づき報告が行われ、可決されました。
会員状況とチーム状況については、七田幹事より会員状況(2020年6月16日現在 会員数311名[前年同時期より24名減少])、チーム状況(新設1チーム/チーム解散なし)の報告がされ、可決されました。
その後、会則改正について
・統括幹事、会計幹事及び会員部幹事の承継対策を意図し、三幹事を役付幹事と称し、役員に役付幹事補佐を新設すること。
・サポーターの任期は1年とし、再任を妨げないこと
その他、実態に合わせた改正の実施について報告が行われ、可決されました。
最後に、役員改選について、幹事21名(幹事補佐3名新設、新任3名)監査人1名の選任について、可決されました。

終わりに、遠藤先生より、寺子屋遠藤塾、たすきをつなぐ会、資格習得後の活動などについてのお話がありました。

■懇親会
定例会後の懇親会は、ZOOMにてブレイクアウトルーム機能を使い、開催されました。政策研入会年が様々な会員が4~5名程度のグループに分かれ、コンペでの感想を話しあったりして盛り上がりをみせていました。

 

以上

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