私達は企業の未来をアシストする中小企業診断士のプロ集団です。

活動報告:2021年12月度定例会

2021年12月度の定例会は、沢田一茂会員による企画『行動経済学を理解しビジネスに応用する』を開催しました。今回もZoomによる開催でしたが、多くの会員に参加いただきました。

沢田一茂会員は人事制度のコンサルティングとビジネス研修、資格の学校TACで中小企業診断士試験の受験指導など幅広くご活躍されています。本日は「行動経済学の理論を理解して、様々な意思決定やビジネスに応用出来るようにする」ことを目的に、様々なケーススタディを通して行動経済学の内容をわかりやすく教えていただきました。

①行動経済学とは

経済学とは市場取引や政府の政策などを分析する学問です。行動経済学は経済学に心理学を組み合わせた学問になっています。行動経済学は、政策などを実行した際に心理的要因により従来の経済学では想定できなかったケースに対応できる学問といえます。

②リバタリアン・パターナリズム(デフォルト)

<グループワーク:健康プログラムの参加率向上>

参加者からは以下のような意見が出ました。

・強制的にするよりも自主的に活動することを促進する取り組みを行いたい

・ゲーム感覚で楽しめるような取り組み(ゲーミニフィケーション)

・取り組みの参加者に景品などを渡す仕掛け

・業績評価に入れる

・部署単位で参加率を競わせるなど

この事例ではリバタリアン・パターナリズムという考え方が有用です。

リバタリアン・パターナリズムとは選択の余地を残したまま望ましい方向に導くということであり、緩やかな介入を行うことを指します。

制度を見直す際に①強制したほうが良いケース、②自由にさせた方が良いケース、③緩やかな介入をした方が良いケースという観点で検討してみましょう。また、緩やかな介入をする場合には「どのような介入が望ましいのか」という観点が重要です。

<グループワーク:日本の臓器提供対象者を増加させるには>

参加者からは以下のような意見が出ました。

・日本では「提供する」という意思表示をすることに対し、臓器移植の可能性ある提供者が高い国では「提供しない」という意思表示をしなければならない

この事例は「デフォルト(初期設定地・標準値)」の設定の違いによって生じています。

ビジネスのデフォルトを見直すことによって、課題の解決や利益や売上などを高めることにつながります。

③プロスペクト理論

<グループワーク:ボーナスのカット>

参加者からは以下のような意見が出ました。

・会社の売上など下がった指標を提示して、その値よりもボーナス減少率は小さいと示す。

・業界自体が下がっていると示す。 

・経営者自身はより大きな割合をカットすることを示す。

この事例では参照基準という考え方があり有用です。

参照基準とは「ものごとを相対評価して評価する際の尺度」のことです。何か厳しい説明が必要な時に、いやらしくない程度に参照基準を活用することが重要です。

その他にもプロスペクト理論については以下の要素があり、それぞれに対してケースを交えてわかりやすく説明いただきました。

④サンクコスト理論

サンクコストとは事業などに投下した資金のうち、事業を撤退・縮小しても 回収できない費用(時間や労力も含む) のことです。下記の点に留意して合理的な判断をする必要があることを事例を通して説明いただきました。

本日は行動経済学について様々な事例を通して説明いただきました。行動経済学は様々なビジネスや意思決定にも活用できる学問とのことですので、講演頂いた内容を活かしていこうと思いました。ご講演いただきありがとうございました。

開催案内:2021年12月度定例会

<2021年12月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】

2021年12月12日(日) 16:00-18:00(15:50開場)

【場 所】 

ZOOMによるオンライン開催



【テーマ】

『行動経済学を理解しビジネスに応用する』 

【講 師】

沢田一茂会員(中小企業政策研究会:オアシスリーダー)


【内 容】

「経済学」に「心理学」の知見を取り入れた「行動経済学」を理解することにより、ビジネスにおける意思決定をより効果的に行うことが出来ます。 行動経済学の代表的な理論を事例や演習を踏まえて学習し、ビジネスで課題となる売上向上、リスクの最小化、望ましい仕組みの構築方法などをワークを通じで考えます。実際の企業のケーススタディを使い、診断士でも学習する機会のない以下の理論を予定しています。

●ナッジ理論

●デフォルト理論

●プロスペクト理論

●現状維持バイアス

●サンクコスト理論


【受講効果】

・人の心理をビジネスに応用できる

・人の心理をプライベートに応用できる

・本質的なマーケティングの捉え方を習得することが出来る

・投資などの判断に応用できる


【講師略歴】:沢田一茂  

人事制度のコンサルティングとビジネス研修、資格の学校TACで中小企業診断士試験の受験指導など

◆2002年:沢田経営コンサルティング事務所設立

◆2014年:ホワイトレーベル株式会社を設立 ①組織の人事制度や人事評価の制度設計、人材育成支援  ②各種ビジネス研修(人事評価研修、コーチング研修、財務研修、ロジカルシンキング研修、マーケティング研修、生産性向上研修など)

◆グロービス大学院 現在1年目

◆資格・中小企業診断士、コーチング、パソコン財務会計主任者2級

◆YouTube (ホワイトレーベル・ビジネスの森チャンネル コンサルティング、財務会計など)https://www.youtube.com/watch?v=BBYxiedPA1M&list=PLlAxXzUDQ5YPWu3T7b–3zLVRC14lOQ0_&index=1


■懇親会

【時 間】 18:00-19:00頃

定例会終了後、そのまま同一ZOOM URLにて開催いたします。ZOOMのブレイクアウトルーム機能を使い、5~6名程度にグループ分けをして、居酒屋のテーブル感覚でお話いただけるような形で開催します(途中グループ替えを行い2セッションの予定)。飲み物・おつまみなどご用意の上、ご参加下さい。参加の際は、フルネームと診断士試験合格年度の表示をお願いいたします。

[例]政策太郎(18年)


■見学者受付

政策研への新規入会を検討される方の見学を受け付けています。お知り合いで見学希望の方がいらっしゃいましたら、下記「こくちーずプロ」にてお申し込みできますので、ご紹介下さい。https://www.kokuchpro.com/event/2bc513130eb17f07671945a5b0d85f67/

・中小企業診断士(合格してまだ未登録者は可)以外は見学できません。

・見学は一回のみとなります。

本内容に関する問い合わせ先:
 サポーターML:sp-seisakuken2021@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

活動報告:2021年11月度定例会

 2021年11月度の定例会は、沢田一茂会員による企画で、ゲストに売上倍増話し方講師の佐藤あかねさんをお招きして、『短期間で売上アップのコツは「話し方×マーケティング」にあり!』を開催しました。今回もZoomによる開催でしたが、多くの会員に参加いただきました。

①マーケティング戦略
早速ですが、短期間に売り上げをあげたいと思ったら、まず何をしますか?広告を打つことや営業の稼働時間を増やすこと、施策の見直しをすることでしょうか。どれも間違いではないですが、もっと大事なことがあります、それは「目の前の現状を正しく理解する」ことです。現状の数字と目標、会社のミッションやバリューは正しく言えますか?
 特に、ターゲットとペルソナの設定は重要です。ターゲットとは、どんな属性や性質の人を狙うかということで、年齢、性別、家族構成、趣味などざっくりとした括りです。ペルソナは、さらに具体的に、詳細設定を決めます。名前、職業、住まいの間取り、夫の職業、実家の家族、1日の生活スタイルなど、個人のプロフィールレベルにまで落とし込みます。そうすることで、何をペルソナが求めているかがはっきりしてきます。そこに向かってベクトルを合わせていくことが何よりも大切です。

ベクトルが定まったら、ターゲットに刺さるフレーズで自社のサービスを“一言”で表してみましょう。ネット世代の人々は簡単にスクロールしたり、活字に慣れていなかったりで、長々しい文章では伝わりません。一言で表すのは意外と難しいものです。完成したフレーズがブランディングの素になり、これではじめて戦略を打つことができるようになります。

②マーケティングで押さえておきたいSNS事情
 年々、インターネットやSNSを使った広告が影響力を増してきており、広告費用は伸び続けています。一方マスコミ4媒体と言われるテレビ、ラジオ、新聞、雑誌による広告は5年連続で減少しています。

 SNSマーケティングで大事なことは、やはりブランディングであることは変わりません。各SNSでアイコンやプロフィールがバラバラになっていないか、フォロワーばかりに目を向けていないか、SEO対策をどこまでやっているかなど、気をつけるべき点は多々あります。
 今はスマホの時代です。広告を出すのであれば、スマホで見た時に印象が残るものを意識して作りましょう。そこで広告として威力を発揮するのが、動画広告です。企業とYouTuberがタイアップしたインターネット広告は急増しています。若い世代はテレビよりインターネットの利用時間が長いため、ネット上でうまく自社商品をアピールすることが必須になってきます。

③売れるための話し方は?

 ここまで商品やサービスについて整理してきました。商品・サービスの魅力は十分に伝わり、SNSマーケティングの施策を打ち、いざ商談!
 ここで、話し方が下手だったらどうでしょうか?いくら商品やサービスがよくても購入までに至らないかもしれません。では、アナウンサーのように話せたら良いでしょうか。それもちょっと違うなという感じを受けることでしょう。
 売れる話し方のコツは、以下のポイントです。

 オンラインで話す時のコツは、パソコンやスマホのカメラに向かって目線をおくことです。そうすることで画面越しの人の目を見て話しているように見えるので効果的です。
 ここで佐藤さんにキャスター風、売れない営業マン、売れる営業マンの3パターンの話し方で原稿を読んでもらいました。その違いは歴然で、売れる営業マンは相手に合わせた口調や抑揚を工夫されていました。
 この後グループに分かれて自身のサービスを説明してみるというワークを行い、売れる話し方の実践を行いました。明日から使えるノウハウのご提供、ありがとうございました。

活動報告:2021年度10月定例会

2021年10月度の定例会は、「『人はみな生まれながらにしてシステム思考家である』2時間でシステム思考を武器にする!ズルい「超」入門セミナー」と題し、江口健介会員と本田奈織会員よりご講演いただきました。Zoomによるオンライン開催で、今回も多くの会員が参加し、大変盛況となりました。

定例会はシステム思考の基礎から始まり、ワークを通じて初心者でもシステム思考を理解できる内容でした。
定例会では①システム思考とは、②中小企業支援を想定したワーク、③自分のループ図を作成、の順でご説明頂きました。

①システム思考とは
システムとは仕組みや構造のことを指し、要素や要素同士のつながり、そして目的や機能がポイントとなります。システムの例としてはサッカーチームが勝利を目指すことや、企業が売上をあげて従業員に分配するなどが挙げられます。
そしてシステム思考のツールとして用いられるループ図をご紹介頂きました。ループ図を使用することによって、それぞれの要素がどのように繋がっているかを可視化する事ができます。これにより、問題解決に有効な手段や根本的な原因を把握する事が可能になります。

②中小企業支援を想定したワーク(ライブペインティング)
中小企業のIT導入をテーマにシステム思考を行いました。定例会参加者がZoomのチャット機能を使用しIT導入の問題を挙げていき、その場でループ図を作成しました。

参加者からは以下のような問題が挙げられました。
・自宅での仕事環境が整っていない
・テレワークできない製造現場と不公平が生じる
・社内の同調圧力や上司が出社している事による制度の使いにくさ
・コミュニケーションが難しい

これらをループ図に書いていくことで、問題と考えられていることの関係性を可視化しました。その後、問題解決法を参加者が挙げ、ループ図に反映し完成となります。ループ図にすることによって、参加者同士の頭の中を共有でき、問題を俯瞰して見ることができました。

③自分のループ図を作成
 最後のワークとして参加者が各自のループ図を作成しました。自分が頑張っても上手くいかないことに対して、なぜ上手くいっていないのか、何が問題なのかを書き出しながらループ図を作成しました。

最後に、システム思考は誰でも使うことができるツールであり、練習すればするほど上手になると紹介頂き、定例会は終了となりました。
システム思考を活用することにより、問題を俯瞰して見ることができ、有効な解決法を考えやすくなります。また、システム思考は練習すればするほど上手くできるようになるとの事ですから、これを機に使ってみようと思いました。ご講演ありがとうございました。

以上。

開催案内:2021年11月度定例会

<2021年11月度定例会詳細>
■定例会
【日 時】
2021年11月16日(火) 19:30-21:30(19:20開場)

【場 所】 
ZOOMによるオンライン開催

【テーマ】
『短期間で売上アップのコツは「話し方×マーケティング」にあり!』(仮)

【講 師】
佐藤あかね氏 フリーアナウンサー/売上倍増話し方講師
沢田一茂会員

【内 容】
※当月は「オアシス」のチーム発表です。
これまで3,000件以上の取材経験と、アナウンサー・ライター・雑誌編集・ブランディング支援などパラレルキャリアの経験をもとに、短期間で売上アップするためのコツを、「話し方×マーケティング」を軸にお伝えします。
・経営者の方とお話をする時に大切な話し方のコツ
・自己ブランディングの仕方
・YouTube、Facebook、Twitterなどビジネスツールとして欠かせない各SNS事情
などを予定しています。
※内容は多少変更する可能性がございます。予めご了承ください。

【講師略歴】:佐藤あかね 
フリーアナウンサー・広報・ブランディング・雑誌編集・ライター・プロジェクトマネジャーと、パラレルキャリアとして活躍。マーケティング知識を携え、わかりやすく伝えることを軸に各分野で活動。
NHK杯全国大会アナウンス部門2連続出場
フリーアナウンサー(テレビ、ラジオ/各種司会式典/ナレーションなど)
ブランディング会社(一部上場企業のブランディング支援担当)
リクルート(SUUMOにて雑誌編集/編集部代表として表彰)
NewsTV(SNS動画広告会社にてプロジェクトマネージャー)
エビリー(YouTubeデータ分析会社にて広報)
 ※パラレルキャリアのため、上記に加え、アナウンス業、ライター、ブランディングコンサル、IT企業顧問、随時兼務。

■懇親会
【時 間】 21:30-22:30頃
定例会終了後、そのまま同一ZOOM URLにて開催いたします。
ZOOMのブレイクアウトルーム機能を使い、5~6名程度にグループ分けをして、居酒屋のテーブル感覚でお話いただけるような形で開催します(途中グループ替えを行い2セッションの予定)。
飲み物・おつまみなどご用意の上、ご参加下さい。参加の際は、フルネームと診断士試験合格年度の表示をお願いいたします。
[例]政策太郎(18年)

■見学者受付
政策研への新規入会を検討される方の見学を受け付けています。
お知り合いで見学希望の方がいらっしゃいましたら、下記「こくちーずプロ」にてお申し込みできますので、ご紹介下さい。
https://www.kokuchpro.com/event/7e78c22012769a01d629ca18aedf5b41/
・中小企業診断士(合格してまだ未登録者は可)以外は見学できません。
・見学は一回のみとなります。

本内容に関する問い合わせ先:
 サポーターML:sp-seisakuken2021@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

開催案内:2021年10月度定例会

<2021年10月度定例会詳細>
■定例会

【日 時】
2021年10月12日(火) 19:30-21:30(19:20開場)
※7月定例会より、原則19:30スタートとなりました。

【場 所】 
ZOOMによるオンライン開催

【テーマ】
「人はみな生まれながらにしてシステム思考家である」
2時間でシステム思考を武器にする!
ズルい「超」入門セミナー

【講 師】
江口健介会員
本田奈織会員

【内 容】
とっつきにくい「システム思考」を簡単に武器にしてしまうワークと講座です。
システム思考は、問題の構造や相互関係を理解したうえで最も効果的でかつ副作用の少ない解決策を探るためのアプローチです。
歴史の長い思考体系であり、古くはローマクラブのレポート「成長の限界」で経済成長の持続可能性について問題提起し、昨今は「学習する組織」や「Uプロセス」などのイノベーティブな組織論の基礎概念としても注目を集めるなど、ビジネスからSDGsまで幅広い分野で活用されております。
難解で煩雑な印象がある一方で、システム思考は、少し聞きかじっただけでも使えるツールでもあります。
「学習する組織」で有名なピーターセンゲは「我々は皆生まれながらにしてシステム思考家である」と言っています。

システム思考を「普段の頭の使い方」の延長線上ととらえることで、「昔覚えた自転車の乗り方を思い出す」ように、システム思考のエッセンスを身に着けましょう。

■懇親会
 定例会終了後、開催する予定です。(詳細は別途ご案内いたします)

■見学者受付
政策研への新規入会を検討される方の見学を受け付けています。
お知り合いで見学希望の方がいらっしゃいましたら、
下記「こくちーずプロ」にてお申し込みできますので、ご紹介下さい。
https://www.kokuchpro.com/event/b298f77b9c6acaabe5566a912d9a41db/
・中小企業診断士(合格してまだ未登録者は可)以外は見学できません。
・見学は一回のみとなります。 以上、よろしくお願い致します。

本内容に関する問い合わせ先:
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

活動報告:2021年8月度定例会

活動報告:2021年8月度定例会

2021年8月度の定例会は、『Googleマイビジネスで支援先の新規顧客獲得を助ける』と題し、山口達也会員よりご講演いただきました。Zoomによるオンライン開催で、今回も多くの会員が参加し、大変盛況となりました。

山口会員は、民間企業および中小企業支援センタ―勤務を経て、2008年から開業診断士として活動しています。今回は、一昨年から商工会や商工会議所などで講演してきた人気のテーマを診断士向けにアレンジしてお話いただきました。なお、講演の資料はGoogleマイビジネスを知らない中小企業に向けた初歩的な内容であり、定例会に出席した会員はブランドファインのWebサイトからダウンロードできるようになっています。

 今回は、①Googleマイビジネスとは、②Googleマイビジネスへの掲載方法、③無料でホームページが作れる、④Googleマイビジネス運用のコツ、の順でお話いただきました。



①Googleマイビジネスとは
Googleマイビジネスは、無料でGoogle検索結果やGoogleマップに企業情報を掲載できる、店舗型、地域密着型の企業に向いているサービスです。うまく使いこなすことで企業が新規顧客獲得につなげられるため、診断士資格を取得して間もない実務補習中の診断士から経験豊富なベテラン診断士まで、幅広い診断士が支援先への提案に役立てられます。

Googleマイビジネスに情報を登録することにより、Google検索結果の上位に登録した情報が表示されるようになっています。日本で使われている検索エンジンの7割超がGoogleであることを考慮すると、相当大きな広告効果を得られるものと考えられます。

また、Googleマップも多くのユーザーが利用するアプリであり、企業情報を掲載することで、地図上に企業情報を表示することができ、高い広告効果が見込めます。

検索結果画面や地図上で共有されるのは「店名」「評価(点数)」「クチコミ数」「業種」「所在地」「営業時間」「クチコミや雰囲気」「写真」「メニューのリンク」「通話ボタン」「乗換案内ボタン」「現在地からの距離」などです。

例えば、鶴見付近にいる人が「鶴見 整体院」「鶴見 屋根工事」「近くのパン屋」などのキーワードで検索する場合、新規顧客になる可能性が高いと考えられます。こうしたユーザーが企業情報にアクセスしやすくするため、Googleマイビジネスの情報を効果的に登録・更新して、MEO※1やローカルSEO※2に取り組むことが今日では非常に有効です。

※1 Map Engine Optimization 地図エンジン最適化
※2 ローカルSearch Engine Optimization 地域の検索エンジン最適化




②Googleマイビジネスへの掲載方法
Googleアカウントがあれば誰でもGoogleマイビジネスへの登録が可能です。留意点は次の通りです。(詳細は「Googleに掲載するローカルビジネス情報のガイドライン」を参照)

・すでに情報が登録されている場合は紐づけしてもらう(別で新たに登録しない)
・店名や住所は、表記を他のWebサイトと揃える(表記ゆれをなくす)
・メインカテゴリ(業種)はひとつ、近いものを選ぶ
・併設事業の2つ目は別の名称で別ページに登録する
など

登録したら「情報」を入力します。具体的には、営業時間、商品、サービス、ビジネス情報、特別営業時間(祝祭日、特別イベントの日の営業時間)、特徴などです。投稿コンテンツに関するポリシーを遵守するよう留意してください。




③無料でホームページが作れる
スマホ対応のホームページも含めて、ごく簡単なホームページ作成機能が無料で使えます。すでにホームページを持っている事業者があえて作成する必要はありませんが、そうでない事業者の方々には利用することをおすすめしています。




④Googleマイビジネス運用のコツ
検索を実行したユーザーに選ばれる(クリック/タップされる)最大のポイントは、最初の3件に入ることです。そのためには「関連性」「距離」「知名度」において対策を講じると効果的です。

選ばれるポイントとしては「クチコミ数が多い」「評点が高い」「写真が良い」「店からの情報が充実」があります。クチコミ数と評点は、クチコミ数が多いほうが情報の信頼度が高まり、少しくらい評点が低くても、評点が高いがクチコミ数が少ない事業者より選ばれやすい傾向があります。検索結果に表示される写真は自分で選べないので、よい写真が選ばれるようによい写真を多数、積極的にアップするよう努めましょう。




Googleマイビジネスの登場により、中小企業と広告を取り巻く環境が劇的に変わりました。そのような中、支援先に対して無料で一定の広告効果が期待できる対応策をどのように助言・提案できるかがわかる、実践的な内容の定例会となりました。

以上

活動報告:2021年7月度定例会

2021年7月度の定例会は、ビジネスモデルカフェの木下忠会員、小島慶亮会員による企画『ドラゴンからスイミーへ~中小企業の事業再構築に向けて~』を開催しました。今回もZoomによる開催でしたが、多くの会員に参加いただきました。

まず、木下 忠 会員より事業再構築補助金に対する概要の説明と採択結果の分析を紹介いただきました。

事業再構築補助金は「企業の思い切った事業再構築を支援する」ことを目的に総予算1兆1485億円の超大型補助金となっています。

採択結果は緊急事態宣言特別枠が55%、通常枠が30%の採択率となっています。業種別にみると、製造業 約5000件、製造業・小売業 約3000件、宿泊業飲食サービス業 約3000件、生活関連サービス娯楽業 約1000件となっています。

採択結果については採用された事例が公開されているので、申請する際の参考にできるだけでなく、採択された事例の分析を行うことが可能です。採択事業についてキーワード分析を行った結果が以下の図になります。

コロナの影響が分かりやすい“テイクアウト”よりも“自動車”の結果のほうが上位に来ることがわかります。これについては、製造業の申請が多かったことが要因ではないかと考えられます。

続いて、事業再構築補助制度の産みの親ともいえる、中小企業庁経営支援部長 村上敬亮 様にお越しいただき、事業再構築補助制度の導入の背景、及び、これまでの申請・採択動向について、ご解説いただく予定でしたが、残念ながら都合がつかず後日改めて開催いただく形となりました。

 そこで、今回の定例会では村上様に向けた質問事項の洗い出しを行いました。本定例会では以下のような質問をしたいとの声が上がりました。(一部抜粋)

・突っ込んだ話でやる気のある経営者を鼓舞しようというのは、庁内公認されているものなのでしょうか。あるいは村上様の意欲的な挑戦だったのでしょうか。

・制度の趣旨、村上様が考える5年後の理想像と現実的な落としどころについて、ストレートにお聞かせください。

・経費区分など不明確な部分があると思います。もう少しガイドラインを明確に示されたほうがお互い効率的と思いますが、いかがでしょうか。

・申請要件に売上減少要件がある理由を教えてください。また、売上減少要件を弱める可能性はありますか。

・商工会と商工会議所の問題点と今後の期待についてお考えをお聞かせください。

・審査をする際の改善要望や問題点についてはいかがお考えでしょうか。

・テストマーケティング要件について、調査がどこまで必要でしょうか。

・テストマーケティング要件を緩める可能性はありますか。

・事業再構築補助金はいつまで続きそうですか。

・スイミー戦略のイメージについてお聞かせください。

・多角化することによるリスクの面についてどのようにお考えでしょうか。

・採択後のフォローについてどのようにお考えでしょうか。

・事業者の業種あるいは地域によっては市場データ量が少なく、不利な立場に置かれると考えられますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

・事業再構築補助金を構築した立場から、中小企業診断士に求めることはありますか。

・事業再構築補助金制度の問題点や課題について何かありますか。

・計画書の数字の妥当性についてどのように評価しているのか教えてください。

・中小企業応援士という施策についてお考えをお聞かせください。

また、事業再構築補助金に実際に関わった会員の体験を共有し、本補助金の現状に対する理解を深めました。

・わかりやすい資料を作成することや、企業の強みを伝えることが重要ではないかと思いました。会員間で申請の書き方について共有できる場が欲しいです。

・審査をした際の公平性の担保やフィードバックの場を設けることなどが欲しいです。

・申請企業が問い合わせることで採択理由を聞くことができましたが、審査員が事業特性を理解しているのか疑問に感じました。

・中小企業にとって計画を作成するという機会として良い制度であると感じています。

・審査項目の“既存事業とのシナジー”について、制度趣旨に矛盾を感じています。

・公的機関の相談をしているとものづくり補助金などより質問が多く、関心が高いことがうかがえました。

 本日の定例会で生じた質問点については、後日村上様よりご回答いただける場を設けていただけるとのことです。

参考:8月スケジュール

8月17日(火) 19:30-21:30  8月度定例会

8月19日(木) 19:30-21:30  村上敬亮さん講演会(7月度定例会企画の再開催)

村上敬亮さん講演会(7月度定例会企画の再開催)

■定例会
【日 時】 
2021年8月19日(木) 19:30-21:30(19:20開場)

【場 所】 
ZOOMによるオンライン開催

【テーマ】
『ドラゴンからスイミーへ~中小企業の事業再構築に向けて~』

【講 師】
官房副長官補付内閣審議官兼情報通信技術総合戦略室長代理
村上敬亮氏
(前 中小企業庁経営支援部長)

【内 容】
事業再構築補助制度の産みの親ともいえる、前中小企業庁経営支援部長・村上敬亮様にお越しいただき、同制度の導入の背景及びこれまでの申請・採択動向などを通じて、中小企業政策について講演していただく予定です。

※この講演は当初7月定例会で予定されていた企画ですが、定例会当日に講師の都合が急遽悪くなり延期となっていた企画です。
※講師が多忙のため前回同様当日キャンセルの可能性が残りますが、予めご了承よろしくお願いします。

■懇親会
今回は予定しておりません。

■見学者受付
政策研への新規入会を検討される方の見学を受け付けています。
お知り合いで見学希望の方がいらっしゃいましたら、下記「こくちーずプロ」にてお申し込みできますので、ご紹介下さい。
https://www.kokuchpro.com/event/6b64cb833c22f92513aae92e6012f561/
・中小企業診断士(合格してまだ未登録者は可)以外は見学できません。
・見学は一回のみとなります。

本内容に関する問い合わせ先:
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

以上、よろしくお願い致します。

開催案内:2021年8月度定例会

<2021年8月度定例会詳細>

■定例会

【日 時】
2021年8月17日(火) 19:30-21:30(19:20開場)
※7月定例会より、原則19:30スタートとなりました。

【場 所】 
ZOOMによるオンライン開催

【テーマ】
『Googleマイビジネスで支援先の新規顧客獲得を助ける』

【講 師】
山口達也会員

【内 容】
Googleマイビジネスを知らない中小企業に向けて

商工会、商工会議所などで講演した内容をもとに診断士向けに話します。
すでに取り組んでいる方にとっては、退屈な内容ですのでお勧めしません。
参加者には講演資料をPDFファイルで差し上げます。

Googleマイビジネスに登録すると、Google検索結果やGoogleマップに企業情報が掲載されます。
Googleマイビジネスは無料で登録でき、上手に使いこなすと新規のお客様をつかめるようになります。
Googleマイビジネスにはごく簡単なホームページ作成機能もあり、無料で自社のホームページを作りたい小規模企業にはお勧めです。

以下の中小企業に特にお勧めです。
・地域密着ビジネスをしている中小企業
・店舗をお持ちの中小企業
・お金をかけずに簡単なホームページを作りたい小規模企業
・SEOに取り組んでいる中小企業

カリキュラム
・Googleマイビジネスとは
・Googleマイビジネスへの掲載方法
・無料でホームページが作れる
・Googleマイビジネス運用のコツ

■懇親会
 定例会終了後、開催する予定です。(詳細は別途ご案内いたします)

■見学者受付
政策研への新規入会を検討される方の見学を受け付けています。
お知り合いで見学希望の方がいらっしゃいましたら、
下記「こくちーずプロ」にてお申し込みできますので、ご紹介下さい。
・中小企業診断士(合格してまだ未登録者は可)以外は見学できません。
・見学は一回のみとなります。 以上、よろしくお願い致します。

本内容に関する問い合わせ先:
 サポーターML:sp-seisakuken2020@googlegroups.com
 ご不明点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。

アーカイブ

カテゴリー

ページトップへ
Copyright © 2022 中小企業政策研究会 All Rights Reserved.